競馬の話『ブランド越後守』

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兄妹喧嘩が止まない

父龍之介は兄を捕まえ説教をした


兄龍太郎は

自分自身の何が悪いのか、どうしたらいいのか

分からない　相手を責める一方である


そして、泣き叫ぶ

WO---N　ｗｏｎｗｏｎ



さじを投げたくなった龍之介であったが、

一つの方法を思いついた


「紙と鉛筆を持って来い」


龍太郎はいやいやながら、小さなノートと鉛筆をもってきた


「そこの左のページに今からいうことを書いていけ」


父龍之介は、龍之介の悪いところを７項目にして

書かせた

（内容は割愛させていただきます）


「今度は左のページのことと反対になることを

　右のページにかきなさい」

（内容は割愛させていただきます）


書き終えた龍太郎に復唱させ、

少し考えさせた


そして・・・

「左が子供のお前。

　右が大人になったお前。

　今のお前はどっちであるべきだ」


龍太郎は深く考え泣きながらこう答えた


「真ん中」


100点の回答をした龍太郎に対して、

最後にこう付け加えた


「あずきに優しくしたら、

　あずきはお前に優しくなる。

　　だから、あずきに優しくしろ。」


そしてあずきにこうお願いした


「お兄ちゃんに謝って、

　そしてこういいなさい。

　お兄ちゃんが優しくしてくれたら、

　あずきもお兄ちゃんに優しくすると」



謝ったあずきは

龍太郎に寄り添い

二人仲良くリビングで寝てしまった



　　　＞風邪ひくなよ

龍之介は本日オフ

日頃の仕事の疲れを癒せる日



ｵﾊﾖｰ(；一_一)

「あったま　いてぇ〜」

少々寝酒のブランデーが効きすぎたみたいだ



家にはもうだれもいない。
　　　＞淋しいな


軽く朝食をとった龍之介は、この気怠さを

抜く方法を思いついた。



　　　

　　　　　　


　　　ぴっ


「お湯はりをします。

　お風呂の栓はしましたか？」



「いけね

　まだしてなかった」

　　　　　



龍之介が思いついた良い方法とは

半身浴

をしながら、ネットサーフィンを楽しむのだぁ〜
　　　　　＞誰にさけんでいるんだ？


「セリーグはどうなったかなぁ〜

　巨人　対　阪神」

野球のことが気になるものの

お気に入りのブログをまず閲覧する龍之介。
　　　　＞すみません　勝手にリンクしちゃって



「今日も勝ったじゃないですか〜！

最後の大和のスーパーキャッチ、しびれたねぇ！」



ガビーーーーーン



「負けちゃったのね

　巨人三連敗NOW」



　
つくづく

半身浴

なんかするんじゃなかったと思う龍之介であった




ん？




なんで？





阪神良く




えっ？



なんて？



阪神強く




「どうも　ありがとうございました。」



　　　　＞のぼせるって

親戚の家にて、三姉妹の末っ子の面倒をみる

龍之介は父の様子をうかがっていた。

親戚のおばちゃんは

「お父さんの具合はどう？」

と尋ねる。


「うん。おかげ様で、具合はいいです。」


父は間もなく別の親戚の家におもむき、

ソファーでくつろいでいる。

「元気そうだね。よかった、よかった。」


龍之介の父は、龍太郎たちのおじいちゃん。

優しい、優しいおじいちゃん。

だけど、心臓病の手術をしてみんな心配していたのだ。



シーンは変わって、父は大量のサンマをしいれてきた。

何故か、デパートにいるのだが、その場で焼こうとする

龍之介。　　＞おバカ


父は親戚の三姉妹と共に、出掛けるらしく、エスカレーターで

下に降りようとしていた。


「お父さん。外は熱いから、無理せんように、

　気を付けて。しんどくなったら、休みながら

　ゆっくり歩くんだよ。」


やや、顔がほてった父を気遣う龍之介は、

父の腕をとり、脈をとった。

HR60台
　

「大丈夫だね

　じゃぁ気を付けて。」

日頃から無口だった父の言葉は聞こえない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




やがて、暗闇の中トイレに行った龍之介。


「あっ

　夢か・・・

　でもお父さん。上でも元気にやってるんだ。」　



　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　







　

県大会に向けて

朝練習が始まった。この寒いなか・・・

そして、放課後も１時間延長の特別メニューがくまれた。

帰りは暗闇となる時間だ・・・



午後９時

龍之介が仕事から帰ると

龍太郎はうつ伏せになり眠っていた(=_=)

早起きをするつけが回る



「よっぽど　疲れてるんだねぇ〜」


龍之介が風呂に入っていると、やがて、

龍太郎とあずきも入ってきた。

「龍太郎、よく起きれたね。

　明日も早いの？宿題は？」


「宿題漢字５ページ

　明日も早い」


龍太郎は浴槽で、あしたのジョーの如く、

燃え尽きていた。

お風呂からでた龍之介は、TVのチャンネルを変え、

CS番組を探すと、「あしたのジョー２」がタイミングよく

やっていた。うける



龍太郎は・・・

「お母さん、明日宿題するから４時に

　起こして」


「いやよ〜　いやいや」



そして翌朝・・・

午前４時


pipo pipo pipo


みんな目が覚め・・・

「龍太郎

　朝練休むか、宿題さぼるか、

　どっちかにしたら」

睡眠時間に気を遣う龍之介は、龍太郎にそう言った。


龍太郎はどちらかを諦めたように、

再び眠り始めた。


GURAGURAGURA



震度２程度の地震で再び目が覚める。


だが、みんな三たび眠り始めた。


PIPO　PIPO　PIPO

iPhoneのスヌース機能は容赦なく

睡眠を妨げる



結局、宿題を諦めた龍太郎だが、

龍之介はとがめない。

「いま　やることは

　野球だ！　家で勉強しなくて良い！」


とは言え、怒られるのは龍太郎やし

それを薦めたことをやや申し訳なく思う

父龍之介であった



「こんな時、ドラえもんがいたらなぁ〜」

　　＞「　の　」がいっぱいやなぁ〜



連休に直撃した台風19号


「飛びます　飛びます」
　　　＞それはコント55号


龍之介と龍太郎はその日の夜を

楽しみにしていた。



暗闇をライトアップし、サッシ越しに外の模様を

観ながら徹夜で宴会をするのだ



ソファーとテーブルをサッシに近づけ、

テーブルにはドリンクとおつまみとローソク。

準備は完了した。



「さあ　こい台風」


やがて・・・

「あずき、寝る;つД｀)」

　　　＞一人減り・・・


「じゃぁ　男どおし

　飲み明かすかぁ〜」

「かんぱ〜い」　


外は暴風雨

ライトアップされた激しい雨は

心を落ち着かせる

お酒のまわった龍之介は

このひと時がずっと続けばいいのになと

しみじみ思い、目をつぶった。

・・・

　　　・・・

　　　　　・・・

　　　　　　　・・・

　　　　　　　　　・・・

　　　　b(’０’)d おっ w(ﾟДﾟ)w ﾊｧ?


セッティングが完了して、間もなく熟睡して

しまった龍之介と龍太郎。


台風を満喫できなかった思いを、

裸の露天風呂へと誘うのであった。




　　　　ちぃっく　ショー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(;^ω^)