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2014年10月28日
211話 交流戦
悲しみから一晩明けて・・・
「今日は交流戦になったよ。
相手は他県の代表チームと地元チーム。」
「まあ よかったね。
今日は良い球場で観戦したかったけど、
狭い中学のグランドで我慢するか」
昨日二連勝できれば、今日は良い球場で
決勝大会だったのだ
龍之介はベンチ裏でコーチの役目
龍之介は監督に尋ねられた・・・
「龍太郎くんは今日から左打席ということで
いいですね」
チャンスに弱い龍之介にメスをいれるため、
今日から左打席に立たせることにした龍之介コーチ。
最後の最後のチャンスでは、代打太郎龍(右打ち)で
勝負するつもりだ。
キャプテンのいないチームだが、その分ベンチの選手が
育てられる。
ある意味、キャプテンはなかなかいい仕事をする。
さあ、龍太郎の左打席デビューに注目だ
一打席目 左足に変化球をデットボール。
二打席目 セフティーバント失敗からの、
送りバントはコース良く内野安打に。
三打席目 一カラット(空振り三振)
他県のチームに6−0の完勝
龍之介コーチの参戦は、子供たちを奮起させる
二試合目・・・
なんとキャッチャーが・・・
発展途上選手
>どうやら、本来やるべき捕手が
足が痛いとかで・・・
まあ、練習試合やし・・・
さあ、龍太郎の二試合目に注目だ
一打席目 左足に変化球をデットボール。
>一試合目と同じやん
からの、盗塁失敗
>ピッチャーがセットを長く保つ高い技術のため
二打席目 一カラット(空振り三振)
>本日二カラット目
最終回6−2と負けていたのだが・・・
二連続ヒットとフォアボ−ルで一死満塁
打順は龍太郎
龍之介コーチは龍太郎に告げた。
「代打 太郎龍」
集中力の増した太郎流は右打席に立つ
監督「ゴロを打てぇ」
いやいやゴロでは、ダブられるだろと思う龍之介。
頼む余計なことは言わないでくれと祈る龍之介コーチ
初球低めを見送った太郎龍だが、判定はストライク
二球目 やや低めのストレート
スパン
キレのあるスイングで、ボールはあっという間に
センター前に運ばれた。
タイムリー ヒット
龍之介の思惑は見事に的中し、チャンスに打てる
太郎龍を成功させた
「お前がさよならのランナーだぞ
ワンヒットでホームに帰ってこい」
試合は6−4で負けてしまったが、
最後まで期待のできた、面白い試合であった。
さあ 来週も頑張ろう
「今日は交流戦になったよ。
相手は他県の代表チームと地元チーム。」
「まあ よかったね。
今日は良い球場で観戦したかったけど、
狭い中学のグランドで我慢するか」
昨日二連勝できれば、今日は良い球場で
決勝大会だったのだ
龍之介はベンチ裏でコーチの役目
龍之介は監督に尋ねられた・・・
「龍太郎くんは今日から左打席ということで
いいですね」
チャンスに弱い龍之介にメスをいれるため、
今日から左打席に立たせることにした龍之介コーチ。
最後の最後のチャンスでは、代打太郎龍(右打ち)で
勝負するつもりだ。
キャプテンのいないチームだが、その分ベンチの選手が
育てられる。
ある意味、キャプテンはなかなかいい仕事をする。
さあ、龍太郎の左打席デビューに注目だ
一打席目 左足に変化球をデットボール。
二打席目 セフティーバント失敗からの、
送りバントはコース良く内野安打に。
三打席目 一カラット(空振り三振)
他県のチームに6−0の完勝
龍之介コーチの参戦は、子供たちを奮起させる
二試合目・・・
なんとキャッチャーが・・・
発展途上選手
>どうやら、本来やるべき捕手が
足が痛いとかで・・・
まあ、練習試合やし・・・
さあ、龍太郎の二試合目に注目だ
一打席目 左足に変化球をデットボール。
>一試合目と同じやん
からの、盗塁失敗
>ピッチャーがセットを長く保つ高い技術のため
二打席目 一カラット(空振り三振)
>本日二カラット目
最終回6−2と負けていたのだが・・・
二連続ヒットとフォアボ−ルで一死満塁
打順は龍太郎
龍之介コーチは龍太郎に告げた。
「代打 太郎龍」
集中力の増した太郎流は右打席に立つ
監督「ゴロを打てぇ」
いやいやゴロでは、ダブられるだろと思う龍之介。
頼む余計なことは言わないでくれと祈る龍之介コーチ
初球低めを見送った太郎龍だが、判定はストライク
二球目 やや低めのストレート
スパン
キレのあるスイングで、ボールはあっという間に
センター前に運ばれた。
タイムリー ヒット
龍之介の思惑は見事に的中し、チャンスに打てる
太郎龍を成功させた
「お前がさよならのランナーだぞ
ワンヒットでホームに帰ってこい」
試合は6−4で負けてしまったが、
最後まで期待のできた、面白い試合であった。
さあ 来週も頑張ろう
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2014年10月27日
210話 YEG大会初日
katakatakatakataka
土曜日、龍之介は仕事のため
試合結果の報告を待っていた。
相手は同じ県の新人戦代表2チームだ
我がチームもベストメンバーで臨んでおり
新人戦県大会の試金石となる大事な戦い。
「7−0、4−1で二試合とも負け」
「えっなんで
何があったん」
そのメールの情報では、二試合とも惨敗
「そんなはずはない」
呆然とする龍之介は仕事を惰性でかたずけ
帰宅した。
「龍太郎
何があったぁ〜」
初戦で、2年生レギュラーが二人しかいないチーム
要のキャプテンが、初回デットボールをくらい、
ホームクロスプレーで、キャッチャーにエルボーを
くらい、全治2週間の頚部(首)打撲
初回で主力選手を欠いた戦いだった
強豪相手に、それでは勝てるはずはない。
キャプテン
頼りになるのか ならないのか
ほんと わからん選手やなぁ〜
県大会までには完治してねぇ〜
お大事にぃ〜(ToT)/~~~
土曜日、龍之介は仕事のため
試合結果の報告を待っていた。
相手は同じ県の新人戦代表2チームだ
我がチームもベストメンバーで臨んでおり
新人戦県大会の試金石となる大事な戦い。
「7−0、4−1で二試合とも負け」
「えっなんで
何があったん」
そのメールの情報では、二試合とも惨敗
「そんなはずはない」
呆然とする龍之介は仕事を惰性でかたずけ
帰宅した。
「龍太郎
何があったぁ〜」
初戦で、2年生レギュラーが二人しかいないチーム
要のキャプテンが、初回デットボールをくらい、
ホームクロスプレーで、キャッチャーにエルボーを
くらい、全治2週間の頚部(首)打撲
初回で主力選手を欠いた戦いだった
強豪相手に、それでは勝てるはずはない。
キャプテン
頼りになるのか ならないのか
ほんと わからん選手やなぁ〜
県大会までには完治してねぇ〜
お大事にぃ〜(ToT)/~~~
2014年10月24日
209話 かぶっちゃた「ドラフト」
昨日のドラフト会議を気にしていた龍之介
仕事中・・・
パカッ
>byミヤネヤ
「うわぁ〜 矢口真里だぁ〜」
ドラフト会議が気になる龍之介であったが、
携帯でTVをつけてみると、ファンだった
矢口真理が復活しているのを見つけ、
夢中になってしまった
>仕事中だよね
ネットではコンプラなんちゃらというやつで、
スポーツや芸能、ブログなどにフィルターが
かかって見えやしない
とりあえず、PM5時からドラフト会議が始まる
情報を得られた。
注目は安楽くん。愛媛からいずこへ・・・
ヤクルトが最有力候補だ!
PM5:00
「来たっ・・・
東 北 楽 天 ・・・」
多くは語らないが、愛媛から東北は遠い。
TV中継も期待出来ない。
おめでとう 安楽
PS:龍之介の注目選手
オリックス7位指名
右投げ左打ち 内野手
西野真弘選手
その身長は166cm
小柄な龍太郎のことを思えば、このような選手にプロで
活躍していただくと有り難いと思う龍之介であった。
ガンバレ
仕事中・・・
パカッ
>byミヤネヤ
「うわぁ〜 矢口真里だぁ〜」
ドラフト会議が気になる龍之介であったが、
携帯でTVをつけてみると、ファンだった
矢口真理が復活しているのを見つけ、
夢中になってしまった
>仕事中だよね
ネットではコンプラなんちゃらというやつで、
スポーツや芸能、ブログなどにフィルターが
かかって見えやしない
とりあえず、PM5時からドラフト会議が始まる
情報を得られた。
注目は安楽くん。愛媛からいずこへ・・・
ヤクルトが最有力候補だ!
PM5:00
「来たっ・・・
東 北 楽 天 ・・・」
多くは語らないが、愛媛から東北は遠い。
TV中継も期待出来ない。
おめでとう 安楽
PS:龍之介の注目選手
オリックス7位指名
右投げ左打ち 内野手
西野真弘選手
その身長は166cm
小柄な龍太郎のことを思えば、このような選手にプロで
活躍していただくと有り難いと思う龍之介であった。
ガンバレ
2014年10月23日
208話 おじいちゃんのコーチ
今週末の大会のため
最後の調整をする龍太郎
今日も龍之介に連れられてバッティングセンターへ
そこには、新人戦決勝で最終回、二死満塁、
サードゴロに抑えられ、完封を食らった、
敵チームのNo.1投手が打撃練習をしていた。
カキコーーーン
カキコオーーーーーン
振りは鋭く力強い
だが、上半身は打点時に投手よりに傾き、
振り終わったバットは頭の上
これでは芯で捉える確率が悪いだろう。
後ろで観察していた、その選手のおじいちゃん。
「軸をしっかり残して振らないと・・・」
などと適切なアドバイスしているが、
反抗期な中学生は受け入れようとしない。
特に、投手をする選手にありがちな性格として、
この子もおそらく自分主義なのであろう。
「あ〜よかった。」
龍之介はつぶやいた。
いいコーチ(おじいちゃん)がいながら、
素直さや謙虚さが無いために上手くなれないやつ。
「こんなやつ、変化球投げときゃ打たれない。
しめしめ。」
新人戦決勝で取られた2点は1番バッターの足によるもの。
ほとんど打たれた記憶がない。
相手は貧打。1番だけ出塁させなければというところ。
巨人も打たなきゃ勝てないように、自チームも同じだ。
打って点をとるのみ。
「よし、龍太郎
最後に右打席に立て」
バランス調整のため、最近は右打席を封印していた龍太郎。
敵チームの主砲を反面教師とし、それに刺激され、
力強く右で振り込む。
スパーン
スパーン
スパーン
「あの子のほうが、いいふりしてるじゃないか。」
そう孫に言って、おじいちゃんコーチは
バッティングセンターをあとにした。
龍之介に・・・
「お疲れ様、お先に・・・」
と、挨拶をして
龍之介はこう思っている。
子供のころから目立って活躍している野球選手は、
この様に、野球好きのおじいちゃんがコーチして
くれていることが多いと・・・
うらやましい
最後の調整をする龍太郎
今日も龍之介に連れられてバッティングセンターへ
そこには、新人戦決勝で最終回、二死満塁、
サードゴロに抑えられ、完封を食らった、
敵チームのNo.1投手が打撃練習をしていた。
カキコーーーン
カキコオーーーーーン
振りは鋭く力強い
だが、上半身は打点時に投手よりに傾き、
振り終わったバットは頭の上
これでは芯で捉える確率が悪いだろう。
後ろで観察していた、その選手のおじいちゃん。
「軸をしっかり残して振らないと・・・」
などと適切なアドバイスしているが、
反抗期な中学生は受け入れようとしない。
特に、投手をする選手にありがちな性格として、
この子もおそらく自分主義なのであろう。
「あ〜よかった。」
龍之介はつぶやいた。
いいコーチ(おじいちゃん)がいながら、
素直さや謙虚さが無いために上手くなれないやつ。
「こんなやつ、変化球投げときゃ打たれない。
しめしめ。」
新人戦決勝で取られた2点は1番バッターの足によるもの。
ほとんど打たれた記憶がない。
相手は貧打。1番だけ出塁させなければというところ。
巨人も打たなきゃ勝てないように、自チームも同じだ。
打って点をとるのみ。
「よし、龍太郎
最後に右打席に立て」
バランス調整のため、最近は右打席を封印していた龍太郎。
敵チームの主砲を反面教師とし、それに刺激され、
力強く右で振り込む。
スパーン
スパーン
スパーン
「あの子のほうが、いいふりしてるじゃないか。」
そう孫に言って、おじいちゃんコーチは
バッティングセンターをあとにした。
龍之介に・・・
「お疲れ様、お先に・・・」
と、挨拶をして
龍之介はこう思っている。
子供のころから目立って活躍している野球選手は、
この様に、野球好きのおじいちゃんがコーチして
くれていることが多いと・・・
うらやましい
2014年10月21日
207話 ゆくえ・・・
予定より仕事が早く終わった龍之介
既に帰宅しているあずきと二人で
買い物などにでかけた。
ホームセンターにて・・・
龍太郎に頼まれたノートを探す龍之介
「種類がいっぱいあって、
どれがどれだか分からな〜い」
くじけそうになったが、嫁ちゃんに
ヘルプしてもらい、適当に選んだ。
「あれ、あずきがいない。」
先程まで自転車を見ていたあずきの姿が
見当たらない。
着信あり
嫁ちゃんから
「あずきが、近くの公衆電話の所に
いるからって電話があったよ」
「あっ いたいた」
>ちっちゃなお店で迷子になるなよ
ホームセンターでの用事を済ませた龍之介たちは
300円均一のアクセサリーに目が行った。
「うわぁー可愛いぃー」
「どれか一つ買ってあげるよ。」
「やったぁー どれにしようかなぁー」
とても嬉しそうに探しているのだが、
なかなか決まらない。
「う〜ん どれにしよう
お父さん、この中でどれが良いと思う。」
「う〜ん これかこれか〜
これは」
「 これはちょっとハデだから・・・
これかこれかなぁ〜」
鏡で似合うかチェックするあずき
「これに決めた。」
ホームセンターのレジはおおざっぱ
大きな商品には・・・
「こちらはお印で宜しいですか」
残りの商品・・・
当然一枚の袋にまとめて
「お待たせいたしましたぁ〜」
その後、他店やガソリンスタンドなど用事を済ませ、
帰りに兄龍太郎の部活動を観察し、
帰宅した龍之介たち
アクセサリーのゆくえ
翌朝・・・
目覚めた龍之介に嫁ちゃんの口撃が
「袋の中に、ピアス入ってたわよ!
朝ふんずけちゃって、怪我したじゃない
ほら見てよ〜 」
>昨日買い物しっぱなしだったのねぇ
一旦買ってしまえば、すぐに興味がなくなる
あずきなのでした
vv 「どうしてくれんのよ」
既に帰宅しているあずきと二人で
買い物などにでかけた。
ホームセンターにて・・・
龍太郎に頼まれたノートを探す龍之介
「種類がいっぱいあって、
どれがどれだか分からな〜い」
くじけそうになったが、嫁ちゃんに
ヘルプしてもらい、適当に選んだ。
「あれ、あずきがいない。」
先程まで自転車を見ていたあずきの姿が
見当たらない。
着信あり
嫁ちゃんから
「あずきが、近くの公衆電話の所に
いるからって電話があったよ」
「あっ いたいた」
>ちっちゃなお店で迷子になるなよ
ホームセンターでの用事を済ませた龍之介たちは
300円均一のアクセサリーに目が行った。
「うわぁー可愛いぃー」
「どれか一つ買ってあげるよ。」
「やったぁー どれにしようかなぁー」
とても嬉しそうに探しているのだが、
なかなか決まらない。
「う〜ん どれにしよう
お父さん、この中でどれが良いと思う。」
「う〜ん これかこれか〜
これは」
「 これはちょっとハデだから・・・
これかこれかなぁ〜」
鏡で似合うかチェックするあずき
「これに決めた。」
ホームセンターのレジはおおざっぱ
大きな商品には・・・
「こちらはお印で宜しいですか」
残りの商品・・・
当然一枚の袋にまとめて
「お待たせいたしましたぁ〜」
その後、他店やガソリンスタンドなど用事を済ませ、
帰りに兄龍太郎の部活動を観察し、
帰宅した龍之介たち
アクセサリーのゆくえ
翌朝・・・
目覚めた龍之介に嫁ちゃんの口撃が
「袋の中に、ピアス入ってたわよ!
朝ふんずけちゃって、怪我したじゃない
ほら見てよ〜 」
>昨日買い物しっぱなしだったのねぇ
一旦買ってしまえば、すぐに興味がなくなる
あずきなのでした
vv 「どうしてくれんのよ」