2014年10月17日
204話 龍太郎のおじいちゃん
親戚の家にて、三姉妹の末っ子の面倒をみる
龍之介は父の様子をうかがっていた。
親戚のおばちゃんは
「お父さんの具合はどう?」
と尋ねる。
「うん。おかげ様で、具合はいいです。」
父は間もなく別の親戚の家におもむき、
ソファーでくつろいでいる。
「元気そうだね。よかった、よかった。」
龍之介の父は、龍太郎たちのおじいちゃん。
優しい、優しいおじいちゃん。
だけど、心臓病の手術をしてみんな心配していたのだ。
シーンは変わって、父は大量のサンマをしいれてきた。
何故か、デパートにいるのだが、その場で焼こうとする
龍之介。 >おバカ
父は親戚の三姉妹と共に、出掛けるらしく、エスカレーターで
下に降りようとしていた。
「お父さん。外は熱いから、無理せんように、
気を付けて。しんどくなったら、休みながら
ゆっくり歩くんだよ。」
やや、顔がほてった父を気遣う龍之介は、
父の腕をとり、脈をとった。
HR60台
「大丈夫だね
じゃぁ気を付けて。」
日頃から無口だった父の言葉は聞こえない。
やがて、暗闇の中トイレに行った龍之介。
「あっ
夢か・・・
でもお父さん。上でも元気にやってるんだ。」
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