競馬の話『ブランド越後守』

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。

職場にて・・・


「あの〜　龍之介さん

　殺虫剤的なものありますぅ〜」

　
「あっ　あるある

　この辺りに〜・・・　たしか〜・・・」

龍之介は殺虫剤を探し出したのだが、

若い職場の女性は、モジモジしながら・・・


「あの〜　できたら、殺して欲しいんですけど〜」


そう、甘い声で言われたら、やる（殺す）しかないジャン


「あれ、なんですけどぉぉお」

それは、大きな大きなクモだった


虫系が嫌いな龍之介だったが、甘い言葉には勝てない。

だが、失敗は許されない。

クモの逆襲が怖いのだ



深呼吸をし、息をとめ、慎重に構えた




「やった　しとめた」



映画「ホーンテッド・マンション」のワンシーンを思い出す



「こんな困難も乗り越えられなかったら、この先

　生きていけないぞ」





帰宅後・・・

龍之介は、新人戦が近い龍太郎を連れ、

バッティングセンターへ


「今晩は〜」

おなじみの、他校のキャプテンたちも練習している。


しかし、いつもと違うこの模様は


そこには、いつもはいなかった、毛虫があちらこちらに

出没しているのだ


「気持ち悪い〜」　


いつものメニューを半分にして、とっとと帰宅する

龍之介と龍太郎であった。


「無数の毛虫は・・・

　無理っしょ」

練習試合にて・・・
　　　＞龍太郎の中学軟式野球


前回の練習試合で３番ショートを任された龍太郎だったが、

その時の不振とショートのキャプテンが復調したこともあり、

公式戦は９番セカンドで出場することが決まった。


一番バッターは力のある２年生で、本来出塁率の高い

龍太郎が出塁することで、得点に絡むケースが高くなること

を想定している打順だ！


この練習試合は、一週間後に迫る公式戦に向けての

最終調整。それぞれの役割にあった、攻撃姿勢を見せる。


最後の相手は経験豊富な本格派、２年生投手を有する

格上相手。そのキャッチャーも素晴らしい選手だ。


その最後の打席、監督からサインがでた。

ツーアウト、ランナー無し。

右バッターの龍太郎は、三塁線にセフティーバント

見事にライン上に転がった。


全力で走る龍太郎だが、身長１４３ｃｍの龍太郎は走力に

欠ける。


それでもアウトになりたくない龍太郎の気持ちが入った。


ズバーーーン
　

ヘッドスライディング


際どいタイミングだが、判定は・・・


アウト


そして龍太郎はというと・・・


一塁ベースに上半身が詰まり、下半身は腰から

弧を描くように三日月上に折曲り・・・

それはもう、きれいな


「金のシャチホコ」

のようであった・・・




怪我には十分気を付けてプレーしてね




こっそり、左打ちもれんしゅうしている龍太郎は・・・

「左で立てばセーフだよね」

ダ　ダン　ダン　ダダン

　ダ　ダン　ダン　ダダン

　　ダ　ダン　ダン　ダダン

　　　ダ　ダン　ダン　ダダン




とるるぅーるーるーるーぅ




ダ　ダン　ダン　ダダン

　ダ　ダン　ダン　ダダン

　　ダ　ダン　ダン　ダダン

　　　ダ　ダン　ダン　ダダン




とぅるるーるーるーるーーーーーぅ



ダ　ダン　ダン　ダダン

　ダ　ダン　ダン　ダダン

　　ダ　ダン　ダン　ダダン

　　　ダ　ダン　ダン　ダダン




「チャーミングなねーちゃん」



　　＞綺麗な女性とすれ違った龍之介




ターミネーターの曲じゃん


「ブランド越後守」

今日は職場から義務付けられた健康診断

朝早くから並ぶ・・・

　　はず・・・

　　　　だった・・・



　

　　「　あっ

　　　　寝坊したぁ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;つД｀)　」



検診センターへ遅れて到着した龍之介は

めずらしく女性に声をかけられた


「お早うございます

　今日は私も健診なんですよ」


カンパニーの遠隔地からわざわざここまで・・・


「　ご苦労様です

　あっやっぱ、楽な服装で・・・

　僕も、ジャージでこようかと思ったんですが、

　この後仕事がありますんでぇ〜ヾ(;´▽｀A``　」



間もなく、向こう側から美人が声をかけてきた。

しかも、パジャマのような、スエットのような

ラフな格好で・・・

良く見ると先ほどの女性とお揃いか



「お早うございます

　龍之介さんも健診だったんですねぇ〜」



「お早うございます

　お揃いの服みたいですね

　やっぱ、健診には脱ぎやすい服が良いですよねぇ」



「　あははははっはははｈっ　」
キャッヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃キャッ


二人の女性は大笑い



「　えっ　ﾓｼﾞ(((*´ε｀ *)(* ´З｀*)))ﾓｼﾞ　」



「やだぁ〜　龍之介さんったらっ

　これ、そこで着替えさせられるんですよ」







つまり、健診用の着衣ってこと



でも、こんなところで、同じ職場とはいえ

こんな美人に声をかけられるなんて

幸せだなぁ　と思う龍之介であった。




何点かヤフオク出品中



　

（夜）職場にて・・・


ブ〜ん　ブ〜ん

　　　ピタッ


この時期、夜間に職場を出入りすると、虫が侵入してくる。

蚊、はねあり、ぶよ・・・名前の知らない虫たちも



とにかくやつらは、油断すると噛んだり刺したり

吸血鬼と化す　チューウっ


とにかく

かゆい



特に職場のセンターに座る龍之介の真上の電気が

最も明るいため、頭上に虫が一番集まるのだ。



ポと

頭に落ちて、かゆいのなんの



プーーーン　　プーーーン　
「パイルダーオーーーン」

タラッタッタタラララララーーーンラン




「俺はマジンガーＺじゃないつ〜の」




そんな奴らに（）

　「ロケットパーーーンチ」