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2014年02月16日

大雪では命はほとんど失われない。防災士としてこのレベルの記事。気象予報士のみの資格表示が適切。(当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。)

国が何をすべきか、気象庁が何を考えて行動しているか?
こうしたことが分かっていない人は多い。
以下の記事は馬鹿丸出しの記事。
ご丁寧に画像張り付けをしているのに気付いていない。
基本的に、大雪という直接的な状況から被害が出て、人が死ぬかどうかがポイント。
こまごまと積雪量などが決まっているが、そこがポイントではない。
問題を指摘するとすれば、
・確かに大雪では直接人は死なないが、うまく対応できないための事故、また、経済被害などは反映されない
ということが課題。

以下、恥さらしの記事のリンク
yahooより。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/katahiraatsushi/20140215-00032677/

不屈の翼

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甲府・前橋などで歴史的積雪 なぜ「大雪特別警報」は出されなかったのか

片平 敦 | 気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属
2014年2月15日 23時10分

■ 甲府114センチ、前橋73センチ……歴史的な大雪に

関東甲信地方で14日夜明け前から降り出した雪は次第に降り方が強まり、14日夜遅くから15日未明頃をピークにして、降り積もりました。

関東甲信地方や東北地方では、気温が低いまま推移した内陸部を中心に大雪となり、14日から15日にかけての最深積雪(一番積もっていた時の雪の深さ)は、主な所で、

山梨県  甲府 114センチ  河口湖 143センチ

長野県  飯田  81センチ

群馬県  前橋  73センチ  

埼玉県  熊谷  62センチ  秩父   98センチ

宮城県  白石  57センチ

などとなりました(2月15日23時現在)。
アメダスによる2月15日09時の積雪深。(気象庁HPより)アメダスによる2月15日09時の積雪深。(気象庁HPより)
上記の地点では、観測史上1位の積雪を大幅に塗り替えるほどの積雪となり、特に甲府・前橋・熊谷では過去120年ほど続く観測の歴史の中で最大の積雪に。「歴史的」と言っても良いほどの記録的な大雪になったのです。

しかもこの雪は、約1日程度で急速に降り積もりました。甲府では、14日未明には2センチだった積雪が15日明け方には1メートルを突破。わずか24時間ほどの間に1メートルもの雪が降ったわけです。これは、雪の多い北日本日本海側や北陸でもそう頻繁にある降雪ではありません。交通やそれに伴う物流など都市機能が麻痺してしまうレベルの大雪とも言えるでしょう。

■ 出されなかった「大雪特別警報」

甲府市では2月14日10時03分に、気象台から「大雪警報」が出されました。甲府市で大雪警報が発表される際の基準は、「予想される24時間降雪量が、盆地で20センチ以上・山地で40センチ以上」の場合です。今回はこれを軽く超えるほどの記録的な降雪になりました。
積雪の深さ・2月15日21時。観測史上最深を示す記号の地点が関東〜東北に見られる積雪の深さ・2月15日21時。観測史上最深を示す記号の地点が関東〜東北に見られる
ところで、警報基準をはるかに上回るほどの現象による災害に対し、特段の警戒を呼びかける目的で昨年2013年の8月末から運用が始まったのが「特別警報」。すでに2013年9月には、台風第18号の大雨で、大雨特別警報が京都府など3府県に発表されたことがあります。

しかし、今回の降雪や積雪は記録的・歴史的とも言えるほどなのに、大雪特別警報が気象台から出されることはありませんでした。

また、1週間前の2月7日〜8日にかけては、東京や千葉で記録的な大雪となりました。当時の最深積雪は、東京では27センチで45年ぶり(今回2月15日もそれに並ぶ積雪になりました)、千葉では33センチで30年ぶり、仙台では35センチで78年ぶりの記録的な積雪となり、首都圏や東北の交通などに大きな影響が出ましたが、この際にも大雪特別警報が出されることはなかったのです。

大雪特別警報は、具体的にはいったいどのような場合に出されるのでしょうか。

■ 大雪特別警報の発表基準とは

改めて、大雪特別警報の発表基準を見てみると、気象庁ホームページには「数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合」と記載されています。



具体的な基準になる指標としては、


(1)府県程度の広がりをもって

(2)50年に一度の積雪深となり、

かつ、

(3)その後も警報級の降雪が 丸一日程度以上続く

と予想される場合に、大雪特別警報を発表する

とされています(1〜3の番号は筆者による)。

また、太平洋側など「50年に一度の積雪深の値が小さな地域については、既往最深積雪の値なども用いて指標を設定する」との記載もあります。
「50年に一度」の積雪深。北陸や北日本日本海側を中心に値が大きい。「50年に一度」の積雪深。北陸や北日本日本海側を中心に値が大きい。
今回はどうだったのでしょうか。

指標の(1)については、山梨県を中心に周辺の府県に記録的な大雪の領域が広がっていると判断して良さそうです。

(2)については、「50年に一度の積雪深」は甲府で41センチとされていますが、積雪深ゼロの年もあるためあくまで参考値とのこと。ただし、既往最深(これまでの1位)の値も49センチで、今回の積雪深はこれを大きく上回っています(前橋・熊谷なども同様です)。

つまり、(1)と(2)の指標については、特別警報の発表条件を十分にクリアしていたと言えるでしょう。問題は(3)なのです。(1)と(2)の条件のうえで、かつ、「その後も警報級の降雪が丸一日以上続く」という条件は、今回は満たしませんでした。

・・・ゴミ記事です。
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