あり得ない。
記事によると、
小川さんは「水の勢いが強く、東日本大震災での津波のようだった。いろんな物が浮かんでいて、何かにつかまりながら必死でもがいた。どうにもできなかった」
というのだが・・・
津波はところてんのように水が絶え間なく来るのであって破壊力がある。
もし津波だったら生きているはずもないほどの破壊力だ。ものが浮いて動けないというレベルでは全くない。
単に水位が上がってくると言うこととは全く違うのだ。
こういう勘違いはよくあることだが、少なくとも読売新聞といったマスコミがそのまま取り上げてはいけない。
東日本大震災の津波が大したことがないという誤解をばらまくことになる!
なお、避難の時間がかかるのは当たり前で、空振りも想定して逆算してとりあえず2階以上に避難することを想定したかどうかが問題。
この施設の想定は甘かった、それだけの話だ。浸水が始まってから逃げようなんて・・・あり得ない。
Yahoo!より、
浸水時は「津波のようでどうにもできなかった」…14人心肺停止の特養
7/4(土) 20:24配信読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/0232987d6371d0532ee64a95e6e03048ac21461c
記事より、
14人の心肺停止が確認された熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」。入所者らの避難を手伝った村議の小川俊治さん(72)は、施設が浸水したときの様子を「津波のようだった」と振り返った。
近くに住む小川さんは、災害時に入所者の避難を支援するボランティアを務めている。4日未明から雨が激しくなったため入所者が心配になり、施設に向かった。
職員らと一緒に1階の入所者を2階に移していたところ、施設内にどんどん水が入ってきたという。
小川さんは「水の勢いが強く、東日本大震災での津波のようだった。いろんな物が浮かんでいて、何かにつかまりながら必死でもがいた。どうにもできなかった」と声を震わせた。
同県人吉市でラフティング会社を経営する毎床哲哉さんは自衛隊の依頼を受け、救助された入所者らをボートに乗せて、消防などが待機する場所まで運んだ。ほかのラフティング会社も協力し、計約20人を運んだという。毎床さんは「車いすのままで乗る方や、疲れた様子で眠っているような方もいた。まさかここまで氾濫するとは」と驚いた様子だった。
施設のホームページなどによると、施設はJR肥薩線・渡駅から北約500メートルにあり、村立渡小学校に隣接している。球磨川からは約400メートルの距離で、すぐ近くには球磨川に注ぐ支流が流れている。
2000年6月に設立され、短期入所や通所介護などのサービスも行っている。
国土交通省によると、4日午前1時時点で同村内の球磨川の水位は約4メートルだったが、3時間後には9メートル以上に達した。同村が位置する山間部の川幅は狭いため、水位が急上昇したとみられるという。
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