Yahoo!より、
新型ウイルス感染、公共交通機関はどれくらい危険?
2020年 5月 19日
I https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.bbc.com/japanese/amp/features-and-analysis-52703427%3Fusqp%3Dmq331AQRKAGYAYHW1NX1jNvvhwGwASA%253D
イギリスでは新型コロナウイルス流行を受けたロックダウン(都市封鎖)が3月下旬に始まって以降、電車やバス、飛行機といった交通機関でサービスが縮小された。政府も、不要不急の移動を控えるよう市民に呼びかけた。
そして今、イングランドでこうした制限が緩和された中、多くの人が職場に戻るよう奨励されている。
政府は公共交通機関での移動を避け、徒歩や自転車、自動車での通勤を促している。
だがそれが難しい場合、バスや電車に乗るリスクはどれくらいなのだろうか?
Video caption ジョンソン英首相、ロックダウンの段階的緩和へ計画発表
バスや電車での移動、安全性は?
電車やバスでの感染リスクの多くは、その混雑度に依存する。つまり、お互いにどれくらいの距離を取れるかによる。これは車両だけでなく駅にも当てはまるし、路線や地域によっても千差万別だろう。
換気も大事だ。新鮮な空気が循環することで新型ウイルスを含む飛まつが早く消えるため、窓を開けられる環境ほど好ましい。
人は、感染者がせきやくしゃみをしたときや、空気中に漂う飛まつを吸い込んだとき、新型ウイルスに感染する。
Video caption 病原体はどうやって体内に……正しく手を洗うには
この飛まつは目や鼻、口に直接入り込んだり、ウイルスに汚染されたものを触った手で触れることで体内に侵入する。
イギリス政府は一貫して、同居人以外の人とは2メートルの距離を開けるよう呼びかけている。
Image copyright HENRY NICHOLLS / REUTERS On a Tube train in London
Image caption ロンドン地下鉄では、人々が距離を開けて座っている
パンデミック以前に発表された研究では、ロンドン地下鉄での通勤で呼吸器疾患に感染する可能性が示唆されている。
2018年に発表されたユニヴァーシティ・コレッジ・ロンドン、国際衛生研究所ののララ・ゴース博士の研究 によると、定期的に地下鉄に乗る人ほど、インフルエンザのような症状を起こしやすいことが分かっている。
「特に路線の少ない、1回以上乗り換えないといけない地域の方が、路線が複数通っていて直通で目的地までいける地域よりも、インフルエンザのような病気にかかる確率が高いことが示された」とゴース博士は説明している。
一方、空いている電車やバスで移動した場合にはリスクも変わってくる。交通機関に乗っている時間も関わっている。他人と接触する時間が長く、より多くの人と接触するほどリスクが高まる。
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