だが、そのケースがライブハウスということであれば、多くは飛沫感染ということであると思う。
空気感染しないとはいいきれないぐらいの話だろう。
なにしろ、クラスターとなったライブハウスはバーアンドライブハウスといった飲食を一緒に提供する場所だったため、飛沫を食べ物を通して口に入れやすい環境があったことがわかっているからだ。
Yahoo!より、
結局のところ、新型コロナウイルス感染症は空気感染するのか?
坂本史衣 | 聖路加国際病院 QIセンター感染管理室マネジャー
3/18(水) 20:38
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakamotofumie/20200318-00168478/
記事より、
新型コロナウイルスがエアロゾルの状態で3時間以上生存できるという研究結果が2020年3月17日に医学雑誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)に掲載されました。これを受けて「やっぱり新型コロナウイルスは空気感染するのではないか」という疑問の声がSNS上で散見されます。
エアロゾルは空気感染のイメージを抱かせやすい言葉ではありますが、「エアロゾルが生じると空気感染する」という考え方は正確ではありません。エアロゾルは、空気中に存在する細かい粒子のことです。ただし、その大きさについて明確な定義はありません。つまり、粒子径が20μmでも5μmでも、エアロゾルと呼ばれます(1μmは1000分の1mm)。
NEJMの記事によれば、研究者たちは人為的にエアロゾルを発生させる装置を使い、新型コロナウイルスを含む粒子径5μm未満のエアロゾルを密閉された金属製の円筒の中に閉じ込め、円筒のなかのウイルス量(力価)を3時間のあいだに5回測定しています。その結果、細胞に感染することが可能な、生きた(活性のある)ウイルスは約1時間後には半分に減りましたが、3時間後にも10%強残っていたと報告しています。
実験で使われた円筒の中は「ウイルス量の多い密閉空間」だったわけですが、これは新型コロナウイルス感染症が起こりやすいと指摘されている、
換気の悪い密閉空間
人が密集していた
近距離での会話や発声が行われた
という3条件が「同時に重なった」空間の再現だと言うことができます。
医療機関では細かいエアロゾルの産生量が増える処置を行う際に空気感染のリスクが一時的に生じることがあるが、N95マスクなどの適切な防護具を使用することでリスク回避が可能である。
日常生活では上記の3条件が重なる場所においては空気感染するリスクが生じうるので避けたほうがよい。それ以外の場所において新型コロナウイルスが空気感染することがこの実験により証明されたということではない
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