だが、ガソリンスタンドの規制を強化するにしてもやり方が面倒すぎる。
免許証とクレジットカードで買うことに限定すればいいだろう。
規制の意味からはそれで十分だろう。
ガソリンの使用目的なんていちいち聞く必要などない。
もっと問題なのは、精神障碍者が野放し状態になっていることのほうだ。
Yahoo!より、
「ガソリン、携行缶の販売中止なぜ?」 あの悲惨な事件が影響 規制強化で従業員の負担増
1/13(月) 10:00配信 中国新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00010000-chugoku-soci
記事より、
「よく利用していた広島市内のガソリンスタンドが、ガソリンを携行缶では売ってくれなくなった」。庄原市の男性(73)から編集局にこんなメールが届いた。小分けで売ってもらえないと草刈り機が使えないと困惑する。他にも農機具や発電機など、携行缶でガソリンが購入できないと使えない道具は意外にある。
ガソリンスタンドで何が起きているのだろう。脳裏に浮かぶのは、あの悲惨な事件だ。
そう、36人が死亡した京都アニメーションの放火殺人事件。青葉真司容疑者(41)=殺人容疑などで逮捕状=は昨年7月の事件直前、ガソリンスタンドで約40リットルを携行缶で購入していたことが分かっている。
事件を受け総務省消防庁が、全国のガソリン販売事業者に次のような協力を求めたのも記憶に新しい。(1)購入者に運転免許証など身分証の提示を求める(2)使用目的を問う(3)販売記録を作成する―など。ガソリンを悪用した犯罪の抑止を図るためという。今のところはあくまでも「協力要請」だが、2月には改正省令を施行し、事業者に義務付けることになった。
こうした動きも、携行缶での販売取りやめと関係があるのだろうか。「小分け販売の全面中止」と大きく張り紙をした広島市内のセルフのガソリンスタンドを訪ねた。「お断りするのは心苦しかったが、やむを得ない」と店長は語る。
そこへ、身分証の確認作業などが加われば現場は追い付かない。ガソリンスタンドの運営会社は「スタッフの負担が大きくなり過ぎる」と判断したという。
一方で、「小分け販売を継続する」と答えた多くのガソリンスタンドも不安を抱えていた。「免許証を提示しない客にどう対応すればいいのか」「ただでさえ人手が足りないのに」「個人情報をどう管理すればいいのか」…。精神的な負担感が言葉ににじむ。
じわじわと疑問が湧いてきた。そもそも、この確認作業による犯罪の抑止効果はいかほどだろう。身分証が本物かどうか、使用目的を偽られたら―。形だけのチェックになりはしないか。ガソリンを悪用した事件を、どうにかして防がなければならない。民間任せの規制で本当にいいのだろうか。
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