それを警察が事前に逮捕できない以上は、こうした事件は無くならない。
だが、殺されてしまうケースは日本全体からすればわずかだ。
児童相談所が悪いというようなことになっているが、警察だってこの母親と面会しており、さらに、子供の様子をみてあざがあることを確認までしているのだ。
だが、それでも警察には引っ張っていない。
児童相談所よりも、むしろ権力のある警察が何もできない状態のほうが問題。
疑わしい場合は警察に子供からすぐに連絡できるようにGPS付きの携帯電話を子供に渡すなどの具体的な対策を警察は検討する必要がある。
実際、児童相談所は今回の件は、信頼できる警察、が確認したのだから、それ以上何も言えないし、何もできないのは当然と言い放たれているのだから。
Yahoo!より、
通告3度 虐待見抜けず 児相「認識甘かった」 札幌女児衰弱死
6/7(金) 6:06配信 北海道新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00010000-doshin-hok
記事より、
・幼い子どもの命は、また守られなかった。札幌市の池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が死亡し、傷害容疑で母親の池田莉菜(りな)容疑者(21)と母親の交際相手の藤原一弥容疑者(24)が逮捕された事件で、札幌市児童相談所や道警は、近隣住民らから、複数の虐待情報が寄せられていたが、虐待を見抜けなかった。安否確認ルールも徹底されておらず、関係機関の認識の甘さが浮き彫りになった。
・「同じマンションの子どもの泣き声が、普通じゃないんです」。4月5日、池田容疑者宅の上の階に住む会社員の30代女性は、札幌市児童相談所に電話をかけた。この日、午前7時から午前11時まで4時間近く、下の階から子どもの泣き声が止まらなかった。「さすがにおかしい」と思った。
・同児相は女性からの情報提供(通告)を受け、5日から4日間のうちに2回、池田容疑者の自宅を訪問したものの、詩梨ちゃんにも、池田容疑者にも会えないまま。だが、立ち入り調査も警察への援助要請も、行っていなかった。
・「私たちの認識が甘かったと思う」。6日夕の記者会見で、同児相の高橋誠所長は言った。会見が始まって、1時間以上過ぎたころ。虐待通告から48時間以内に面会などで児童の安全を確認するルールを巡り、何度も記者に問われ、ようやく「甘さ」を口にした。
・高橋所長は「児相内で、(48時間)ルールが徹底されていなかったのは事実だ」と認めた上で、「通告は24時間、いろんな時間に入って来る。一方で、児相職員は日勤だ。時間差もあり、48時間に間に合わないこともある」と釈明した。
・5月12日に虐待の情報提供を受けた札幌南署は3日後、同署員2人が池田容疑者宅を訪問。詩梨ちゃんと面会したものの、池田容疑者は虐待情報について、「娘と風呂に入っていた時の泣き声が通報された」と説明した。女性署員が長女の体にあざを確認したが、「あざの程度は重くなかった」(道警子供・女性安全対策課)。池田容疑者はあざについて、「長女があやまってけがをした」という趣旨の説明をしたという。
・「私たちは会えていなかったが、信頼できる警察がいったんは母子面会し、子どもの状態も目視した。その時の判断としては妥当なものだった」。6日の会見で高橋所長はこう強調した。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image