実際に、研修の期間も長く、また、配置が決まるまでも時間がかかる。
本格的に仕事をするのは2年目かそのちょっと前からだろう。
もちろん、仕事をしないうちには実際の商売の関係は目にすることがないので、その会社が何をやっているのかという実際のところは知らない。
2年目からは本格的に仕事となるのだが、アルバイト程度で本当の仕事をしてきていない学生にとっては、民間企業というのは大企業でもいかに消費者に集るか、だますかで成り立っているという現実を知り、採用面接は一体何だったのだろうと思い知らされるだろう。
それが2年目には辞めたいというつぶやきが増える理由。
しかし、3年目にはサラリーマンは金になりさえすればいい、とすっかり、どっぷりサラリーマン生活を謳歌している者がほとんどというのが現実だろう。
Yahoo!より、
会社はいつまで働く予定?社会人1年目は「定年まで」なのに、2年目は「すでに辞めたい」が最多に!
5/1(水) 8:03配信 Suits-woman.jp
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190501-00010000-suitsw-life
記事より、
・中には「1年後の自分はちゃんと成長できているのだろうか?」と不安になる人もいるのではないでしょうか?また入社2年目の人は新人を見て「1年前は自分もあんな感じだったなあ」と感じるかもしれません
・会社はいつまで働く予定?社会人1年目は「定年まで」なのに、2年目は「すでに辞めたい」が最多に!
・入社後の「こんなはずじゃなかった……」、1位はやはり「忙しい」
・「ソニー生命保険株式会社」では2019年春から働き始める社会人1年生または、就職してから1年が経つ社会人2年生で20〜29歳の男女に対し、「社会人1年目と2年目の意識調査」を実施
・入社前と入社後ギャップ
1位 忙しい……38.4%
2位 覚えることが多い……35.0%
3位 金銭的に余裕がない(社会人生活にお金がかかる)……30.0%
4位 責任を担う……26.2%
5位 有給休暇が取得しづらい……22.8%
6位 ルーティンワークが多い……18.0%
7位 サービス残業がある……17.6%
8位 福利厚生が不十分……17.4%
9位 研修が不十分……13.6%
10位 独特なビジネス用語が多い……12.2%
・中でも多いのは「忙しい」と「覚えることが多い」
・「金銭的に余裕がない」「有給休暇が取得しづらい」「サービス残業がある」は飛びぬけて多く、このあたりがキーポイント
・政府が主導する働き方改革の方向性は正しいようです。しかし問題はそれがどのくらいまで浸透するか?まだ時間がかかるのかもしれませんが、どうか良い方向に向かってほしいと願います
今の政府の働き方改革では金銭的な余裕ができるとは考えにくい。何しろ、働き方改革の中心はサラリーマンを対象にした、働かない改革なのだから。人を使うよりもAIが効率的で安ければAIに任せて人にできることは絞り込み、人件費を極限まで減らすというのが、政府の進める働き方改革。
つまり、サラリーマンの多くが働かない改革を進めているのだ。
従って、賃金は増えるはずがなく、AIの導入への投資は進み、企業の利益は上がる可能性がある。
本当に働き方改革として必要なのはサラリーマンが会社に縛られずに、自由に副業をして会社以外での稼ぎ口をもつことだ。
これを推進するのが働き方改革なのだが、今、一生懸命取り組まれているのはサラリーマンの働かない改革。
副業解禁をまじめに取り組む令和であってほしい。
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