ところが、日本の自衛隊の被爆はほとんど問題として認識されていない。
これはおかしな話だ。
因果関係がないのか、証拠がないのか?
この問題は現時点では米兵23人のがんの原因が福島第一原発のメルトダウンによる放射能漏れであることが認められていないが、今後の展開には注目することが必要だろう。
難しい話だが、米兵の放射能に対する防護の姿勢についても、微妙な感じがするし、必ずしも被爆の場所は福島だけに限らないということも実際問題はあるだろう。
すぐに分かればいいのだが、とから出てくるものは因果関係の特定は困難だ。
Yahoo!より、
3.11から8年 “トモダチ作戦”で被曝した米兵23人が癌に 米連邦地裁は米兵の訴訟を却下
飯塚真紀子 | 在米ジャーナリスト
3/10(日) 10:42
https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20190310-00117650/
記事より、
・東日本大震災と福島第一原発事故から、まもなく8年
・サンディエゴにある連邦地方裁判所が、「トモダチ作戦」の名の下、被災地の救援活動に従事した420名を超える米兵たちが被曝により健康被害を受けたとして、東京電力と原子炉を設計したジェネラル・エレクトリック社(GE)に対して起こしていた2つの集団訴訟を却下した
・米兵たちは、津波がメルトダウンを引き起こしたことや太平洋に放射性雲が広がっていることは知らされていなかった。また、原発事故後最初の一週間は、放射線防護のない状態で、船上で活動した者もいた
・救援活動にあたった米兵の中には、甲状腺癌、胆嚢癌、脳腫瘍などの癌を発症し、亡くなった者もいるという。また、直腸出血、頭痛、脱毛などの症状が現れたりした者や先天性欠損症のある胎児を身ごもった女性もいる
・米兵たちの訴えに対し、東京電力側の弁護士は、米兵たちが受けた被曝量はごくわずかで、救援活動に従事した7万人の米兵中300〜400人が健康被害を受けるほどではないと主張。救援活動中の被曝と健康被害に因果関係を認めていない
・ケイトさんによると、原告のうち23人が癌に罹患しており、彼らの多くは20代初めに福島の救援活動に従事していたという。また、乗船していた米兵の中には手足を自由に動かせなくなったり、背部に問題を抱えていたり、視力を喪失したりなどの変性疾患を抱えている者もいるという。
米兵の子供や胎児にも影響が見られるようだ。ある米兵の子供は、生後26ヶ月の時、脳腫瘍と脊椎癌で亡くなり、ある女性米兵は妊娠中に先天性欠損症のある胎児を宿していることがわかり堕胎を選んだという
・被曝した米兵たちの闘いはこれからも続く
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