躊躇する理由はどこにもない。
今、日産の全車種の型式指定を取り消さなければ、型式指定は認めたらあとはメーカーが全て仕切って国は何も対処ができないということと同じ。
特別に認めている型式指定を燃費不正を始め、悪用されまくっているのに大甘の国交省。
情報を発するのは日産が改善している改善しているという民間のPRのみ。
行政はこの日産の不正について、どう対処するのか?
日産というメーカーのやりたい放題という感じしか伝わってこない。
一体、国交省は日産に対してどういう指導をしているのか?
発見してしまった不正があまりに大きすぎてビビってしまったのか?
これはダメだ。
Yahoo!より、
<日産出荷停止>不信底なし 社長、法令順守の甘さ認める
10/19(木) 21:42配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171019-00000105-mai-bus_all
記事より、
自動車メーカーが国に代わって行う完成車検査の工程は各社にゆだねられているが、変更した際は30日以内に届け出るよう義務付けられている。日産は一部の工場で、この報告をしないまま検査を継続。西川社長は「法令で決まっていることへの意識が薄い」と法令順守に対する認識の甘さを認めざるを得なかった・・・
出荷の再開に向けて、西川社長は「慎重に対応したい」と繰り返した。その上で、有資格者を大幅に増員することや、分散していた新車検査の場所を1カ所に集約し、セキュリティーゲートを設けて無資格者が入れないようにするなどの対策を表明。検査が適正に行われていることを毎週1回、外部機関の監査を受けて確認する方針も示した・・・
何か勝手に日産が決めて、勝手に出荷の再開ができるような話になっているのだけれども・・・
そもそも、型式指定を国がしているからできることであって、型式指定がなければ一台一台完成検査を国がするという仕組み。
この仕組が大手メーカーに悪用されて問題となってタスクフォースまで作って報告書があるじゃないか?
天下りか・・・やっぱね。
参考)型式指定とは? 国土交通省のHPより、
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091130_3/01.pdf
• 自動車の型式認証制度は、自動車製作者等が新型の自動車等の生産又は販売を行う場合に、予め国土交通大臣に申請又は届出を行い、保安基準への適合性等について審査を受ける制度である。
• 自動車の型式認証制度には、新規検査の合理化を目的として、「型式指定制度」と「新型届出制度」がある。
• 「型式指定制度」は、現車によるブレーキ試験等の基準適合性審査と品質管理(均一性)の審査の結果、指定された型式の自動車について、新規検査時の現車提示が省略される制度であり、主に、同一モデルが大量生産される乗用車に利用される。
・・・ということで、国土交通大臣である石井大臣は今でも日産に型式指定を認めているってこと??
不正をしたりした場合は国土交通大臣はいろいろとすることがあるように書いてあるけれど??
以下の記事は型式指定に触れている。
Yahoo!より、
日産の「無資格検査問題」が起こるべくして起きた意外な背景
10/12(木) 6:00配信 ダイヤモンド・オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171012-00145363-diamond-bus_all
記事より、
完成検査とは、製造したクルマが公道を走る要件を満たしているかどうかのチェックで、いわば「0回目の車検」にあたる。スピードメーターの誤差は基準値以内か、ブレーキはちゃんと利くか、ライトの光軸は狂っていないか、警笛はちゃんと鳴るか等々、チェック項目も車検に準じたものだ。初めてクルマを登録するときに運輸支局にクルマを持ち込んで検査を受ける新規検査を、自動車メーカーが代行すると考えればわかりやすい。
自動車メーカーは自社の製品について、エンジンや車体などの仕様が一定で、環境性能や保安基準などの要件を満たしているという認定、すなわち型式指定を国道交通省から受ける。
その指定を受けたクルマについては、車検を行う運輸支局にいちいち持ち込まずともディーラーでナンバーをつけてそのまま走らせることができるのだが、それにはメーカーがちゃんとチェックをしましたよと証明する完成検査終了証が添付されていることが条件だ。ちなみに、この証書には9ヵ月という有効期限があり、ディーラーが売れ残りなどで未登録の新車をそれ以上長期にわたって在庫してしまった場合は、新車であっても運輸支局であらためて予備検査を受ける必要がある・・・
ということであり、今の日産の状態をみれば、すべて運輸支局で検査をするしかない、というのが消費者目線だろう。
なぜそれがなされていないのか・・・
さらには、
今回の完成検査については逆に「クルマの品質がごく低かった60年前ならいざ知らず、今の自動車工学の水準のもとでは完全に形骸化している。法は守るべきだが、昔のまま法や規則を放置していたのも問題」(自動車業界事情通)という側面もある・・・
なんて書かれる始末の国交省。
いやいや、法は守るべきだが・・・って何だ?違法のすすめを説くという事情通って犯罪者?
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