無資格者による検査でもOKということのようだ。
これでは一体何を信じていいのかわからない。
いつまでも日産を放置するのではなく、型式指定を取り消して勝手に車を出荷できないようにするのが国のやるべきことだろう。
ここまで国交省がデタラメでは話にならない。
たった3000台のリコールも求めないのは一体いくらもらっているからなのか?
もらっているのは安倍政権?
Yahoo!より、
日産 発覚後も無資格検査
10/18(水) 17:37配信 ホウドウキョク
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-00020057-houdouk-soci
記事より、
日産では、安全性は確認しているため、リコールの予定はないとしている。
西川社長は、10月2日の会見で、「9月20日以降は、資格のある従業員が検査を行うようになった」と説明していたが、その後も不正が続いていた・・・
今でも不正は続いているのだろう。
そして、国交省も黙認でOKを出しているので、これもリコールはされない。
日産はやりたい放題で金儲けをしているのだが、これには何の規制も働かないようだ。
型式指定が維持されていることにも大きな驚きを感じる。
参考)型式指定
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002370.html
「自動車の型式指定審査におけるメーカーの不正行為を防止するためのタスクフォース」最終とりまとめの公表について
これによると、
○メーカーの不正行為を防止するための審査方法の見直し
・型式指定審査の一環として、メーカーが提出するデータの測定時に、機構が抜き打ちでの立ち会い等によるチェックを行い、問題がある場合には、機構が不正の有無について技術的検証を実施する。
・不正行為が発覚したときは、当該申請の却下、法令上の不利益処分、罰則の適用等の厳しい制裁措置をとる。
・不正を行ったメーカーに対し、一定期間機構が立ち会う審査を増やす等、以後の型式指定審査を厳格化する。
・国が行う型式指定監査において、型式指定後も不正の有無を確認する。
・更なる不正行為の抑止対策として、型式指定に関する罰金額の見直しや課徴金制度の導入等について、本最終とりまとめを受けて実施される対策の実施効果等を検証しつつ検討する。
とある。
これは型式指定によって燃費の不正があったことを受けたもの。
今回のような場合には、不正を行ったメーカーに対して、一定期間機構が立ち会う審査を増やすなど型式指定審査を厳格化するのではなかったのか?
国交省は日産に対してほとんど何もしていないといっていい。
異常なことが行われていると言えよう。
報告書より、
自動車の型式指定制度等の概要
自動車は、通常、同一で均一な構造、装置、性能を有するものとして大量生産 されるため、自動車の安全性の確保及び環境の保全を図るには、これらの大量生 産車について、流通・使用過程に入る前に安全性等についての審査を行い、保安 基準に適合するかどうかをチェックすることが効率的であることから、道路運送 車両法(昭和26年法律第185号。以下「車両法」という。)第75条に基づ く自動車の型式指定制度が設けられている。大量生産車については、自動車メー カーからの申請により、その流通使用過程に入る前に保安基準への適合性及び製 作される自動車が均一性を有するかどうかについての判定を行った上で型式の 指定を行い、当該型式指定を受けた自動車については、新規検査、新規登録時の 現車提示を省略することができる。
ということで、車両法で特別に新規検査などを省略することができることになっている特別なものだ。
従って、完成検査が定められた資格者によってされていないということは、全てについて、新規検査、あmた、新規登録時の現車提示を行うということが必要になるだろう。
報告書にある、
不正を行った自動車メーカーに対し、型式指定の効力を停止する措置や虚偽 の申請に対する罰則の適用等の不利益処分、罰則が適用されるようにする。
これを現行法のもとで早期にできる範囲で出来るだけの厳罰を行うことが国土交通省のすべきことだ。
お友達内閣じゃだめか?
ちなみに報告書では三菱自動車は今回の日産と全く同じようなことをしている。
三菱自動車工業については、不正行為が明らかになった後の燃費値の再測 定においても、法令で定めた試験法の趣旨に反する不正な取扱いを行っていたとい う常軌を逸する事態が生じていたことや、現場に対する法令の趣旨の徹底や、再測 定の具体的な方法についてチェックを行う体制の構築を行わず、自らチェックも行 っていないことが明らかになった。三菱自動車工業は、今や自動車メーカーたる資 質の有無を問われていると言っても過言ではなく、問題意識と職業倫理の欠如、経 営陣と現場の情報共有の不徹底、不正を繰り返す企業体質といった根源的な課題へ の対応が求められている
というとこ。
不正行為が明らかになった後でも三菱自動車工業は不正を続けていたという。これは今回の日産と全く同じじゃないか?
国交省は完全に自動車メーカーにナメられている。トップはお友達どうしだから、審査を国が実質的にできないような状態になっているのだ。
ここまでナメられて、しかも安全性を蔑ろにしている国土交通省の責任は重い。幹部はすべてクビが当然だろう。
型式指定ではブレーキの検査もメーカーのデータを鵜呑みにしている。
こんなデタラメな型式指定を放置している国土交通省は不作為でひどいものだ。
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