2010年07月23日
不如帰
10年前に引っ越してきた時には、庭には1本の木もありませんでした。
それから、ねむの木を植えレモン、柿、葡萄、梨の木等など、
随分多くの木を植え続けました。
おかげで、家の木が大きくなって人々を癒す木陰までできるようになりました。
私は、多くの方が私の家の木陰で休んでいるのを見るととても嬉しい気分になります
そしてついには花だけでなく実のなる葡萄の収穫までできるようになりました。
最近我が家の葡萄を食べにくる鳥の中にホトトギスもいます。
鳥にあげるのもよいのですが少しだけ
葡萄の無い地方に住む友人に送ってあげようと思います。
1引っ越ししての10年間はとても長い間でしたが、
それを思っているかのようにホトトギスが
私に啼いているように思えます。不如帰の文字の通り、
「もう2度と時間は過去には戻れない。不如帰と」
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