2010年06月14日
王女様の贈り物
私の母の知り合いに船乗りのシェフがいました。
よく家にお客様が来ると、その方に
来ていただいて、お料理を作ってもらいました。
なぜなら、船のシェフは、どんなお料理も作れたからなのです
よく家にお客様が来ると、その方に
来ていただいて、お料理を作ってもらいました。
なぜなら、船のシェフは、どんなお料理も作れたからなのです
子供のころ、私と姉は船のシェフが
来るのをとても楽しみにしていました。
シェフの名前をOさんとしましょう。
Oさんは、若いころ貨物船にシェフとして乗り世界を周っていたそうです。
ですから、船員やお客様が飽きないようにどんなお料理も作れたといいます。
「ワサビを煉るときには、何も言わずにぶん殴る。そうすると
殴られた奴は必ず怒り狂う。それを見てから
ワサビを煉らせるんだ。怒った奴が煉ると
特別辛くなるからさ」と冗談半分に私たちを笑わせてくれたのです。
そんなOさんのタイで起きた素敵なお話のひとつ。
確か、タイ(港の名前は忘れてしまいました)に船を停泊中、
暑くて、仕方ないので船の高いところ(マスト?)に上り
海を目掛けて、何度も飛び込んで遊んでいたらしいのです。
すると珍しがって、大勢の現地人が集まって見物したそうです。
何度も何度も上ったり、飛び込んだり相当悪ふざけをしているうちに
見物客の中に何となく気品のある方々がちらりと
見えたといいます。そして、大層喜んでいたようでした。
その気品ある女性こそ王女様だったのですΣ(°д°lll)ガーン
そのあと、ナントOさんの乗っている船に王女様から
とても素敵なプレゼントがたくさん届けられたそうです。
Oさん自身、最も嬉しかった思い出だったのでしょう。
私も姉もドキドキ、わくわくしながらこのお話を聞きました。
今は、もう亡くなられたのですが、嬉しそうなOさんの笑顔が鮮やかに浮かんできます。
王女様の贈り物っていったいなんだったのでしょうね
来るのをとても楽しみにしていました。
シェフの名前をOさんとしましょう。
Oさんは、若いころ貨物船にシェフとして乗り世界を周っていたそうです。
ですから、船員やお客様が飽きないようにどんなお料理も作れたといいます。
「ワサビを煉るときには、何も言わずにぶん殴る。そうすると
殴られた奴は必ず怒り狂う。それを見てから
ワサビを煉らせるんだ。怒った奴が煉ると
特別辛くなるからさ」と冗談半分に私たちを笑わせてくれたのです。
そんなOさんのタイで起きた素敵なお話のひとつ。
確か、タイ(港の名前は忘れてしまいました)に船を停泊中、
暑くて、仕方ないので船の高いところ(マスト?)に上り
海を目掛けて、何度も飛び込んで遊んでいたらしいのです。
すると珍しがって、大勢の現地人が集まって見物したそうです。
何度も何度も上ったり、飛び込んだり相当悪ふざけをしているうちに
見物客の中に何となく気品のある方々がちらりと
見えたといいます。そして、大層喜んでいたようでした。
その気品ある女性こそ王女様だったのですΣ(°д°lll)ガーン
そのあと、ナントOさんの乗っている船に王女様から
とても素敵なプレゼントがたくさん届けられたそうです。
Oさん自身、最も嬉しかった思い出だったのでしょう。
私も姉もドキドキ、わくわくしながらこのお話を聞きました。
今は、もう亡くなられたのですが、嬉しそうなOさんの笑顔が鮮やかに浮かんできます。
王女様の贈り物っていったいなんだったのでしょうね
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