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2012年04月28日

日食のために遮光板(日食観測用)を買った

2012年5月21日に日食が日本でも見られる!

月が完全に太陽に重なって、月からはみ出た太陽の部分が金色の環になって見える金環日食は、大阪、名古屋、静岡、東京などで見られるそうです。
詳しくは、コチラを→http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/about.html

私が住んでいる北陸地方は、思いっきりその地帯から外れておりまして、残念ながら部分日食しか見られません。

それでも日食!
数十年に一度の天体ショー!

ということで、ホームセンターで遮光板が売っていたので買ってきました。
「日食近くなると売り切れる可能性あるし、早めに買っておいたほうがいいよ」
と友人に言われたのもあります。

↓私が買ったのは、多分、コレ↓

遮光板




見事に晴れる日が多くない北陸の人間としましては、
「日食?どーせ曇りか雨でしょ、そんなのに1,000円近い太陽観察用サングラスとか買っても、ねえ?」
というナナメに構えたココロから、安いのでいいや、と上記のを買ったのですが…。

望遠鏡や双眼鏡で、太陽を見てはいけないです。
子供の頃によく言われていたのですが、なんでダメなのかよく分かっていませんでした。
だって、「太陽はいいもの」的なイメージがあったから。
眩しいのぐらい、我慢すればいいだけじゃないかと思っていたんです。

今なら分かる。
太陽の光は、決して人間にとっていいものばかりじゃないんだということが、今なら分かる…。

太陽光には、目には見えないけども、紫外線や青色光、赤外線などなどが含まれていて、それをモロに浴びると、早急に目を老化・劣化させる原因になります。
普段、フツーに生活していても、どんどん老化・劣化しているというのに!

ましてや、レンズ越しに、一点集中で太陽光を目に浴びようものなら、目が焼き付きます。
黒目がジュッ、かどうかは知りませんが、仮に黒目を通っても、その奥にある網膜がきっと焼き付きます。
網膜は、見たものを、信号にして脳に送り込むところだそうです。
その信号を脳が受け取って始めて、人間は見たものを映像として捉えることができます。
ここがダメになってしまうと、正常にものを見ることができなくなってしまうのです。

ただでさえ、パソコンだ携帯だで酷使して、疲労困憊で衰えかかっている網膜に、一点集中で、キョーレツな太陽光なんぞを浴びさせようものなら…、ひええええ。失明してもおかしかないわ。
ていうか、視力はまず落ちそうだし。

昔は、日食は直に見ないで、ススをつけた下敷きで観察、とあったけど、どうやらそれも危険と判断されたようです。フツーのサングラスもダメ。色付き下敷きとか、フィルムとか、もってのほか。
紫外線カットのサングラス?うう〜ん、どうなんだろう…。太陽光をモロに見て、有害なのは紫外線だけではないので、やっぱりやめましょう。
サングラスかけて瞳孔開いた状態で見続けて、赤外線吸収して、目が温泉卵状態とかになると怖いし…。

ちゃんとした太陽観測用の遮光板や日食観測用サングラス、日食観測用オペラグラスで見るように、とのこと。

手にしたときは、遮光板が厚くて、部屋の中では何も見えなくて、商品の注意書きにも、太陽の日差しが弱いときは遮光板を通して太陽が見えない場合があります、とあったので、「大丈夫なのか?」と実際、晴れた日に太陽をこの遮光板を通して見てみました。

おお!見える!
赤い太陽が、ちょびっと。
輪郭は確かに見える。
でも、ちっさ!(笑)

私が購入した遮光板は、警告欄によると、連続使用は2〜3分が限度とのこと。
うん、1分も正直、見ていたくないかも(笑)。
日食当日は、ちょっと見て、目を休ませて、ちょっと見て、目を休ませて…になると思います。
ずっと見ていたら、目がチカチカしそう。太陽の姿が文字通り目に焼き付きそう。

Amazonのレビューを見ていたら、同じ会社のものでも、こっちのがオススメみたいです。

地学・天文 太陽グラス




こちらは、どうやら太陽が緑色に見えるようですが、赤色に見える私が買ったものよりも遮光度が高い(光にもいろいろ種類があって、有害光を遮断してくれる可能性が高い)…のかな??

でも、やっぱりこちらもじっと見続けるのはやめておいたほうがよさげです。
まあ、太陽をじっと見続けようと思うこと自体、傲慢なのかもしれないですね。
どんなものを使うにせよ、何分も凝視、というのは避けたほうが良いみたいです。
眩しいと感じなくても、有害光は目に届いていたりしますので。
というか、私は怖いので1分もきっと見続けられない…。

↓値段は高めですが、品質がよさそう↓

Amazon.co.jp 金環日食観察グラス SUN CATCHER-XII (日本製 高品位遮光プレート使用 JIS規格準拠)




↓ちょっと大きめに太陽を見たい方にオススメっぽいです↓

TO-PLAN 太陽観察専用オペラグラス オレンジ TKSM-005(OR)



TO-PLAN 太陽観察専用オペラグラス グリーン TKSM-005(G)




遮光板で太陽を見て初めて知ったのですが、遮光した太陽って、小さいんです。
月と同じくらいというか、下手すると月より小さく感じる…。
太陽光の凄まじさを知ったというか、太陽と地球の距離を感じたというか、不思議な感じでしたが。
これだったら3倍に見えるそうなので、金環日食が見られる地域の方にはオススメかも。
といっても、写真でよく見るような、壮大な日食には程遠いと思いますが。
それでも、ちょっとでも大きく見たい方には良いと思います。
本格的なものと比べると雲泥の差とは思いますが、本格的なものは高いだろうし…。
それを、見られるかどうか定かではない日食のために奮発するのも、金銭的に余裕のない者には、厳しいものがあるし。

あ、先にも書きましたが、ふつーのオペラグラスや望遠鏡で見ちゃダメですよ、目がやられます。
ラピュタのムスカの如く「目が、目がー!」になります。

お子さんがいらっしゃる方は、ふつーの双眼鏡や望遠鏡で太陽を見てはいけないこと、というか、そもそも直に太陽を見てはいけないことを、せつせつと語ってくださいませ。
大人だって見る人、いそうだなあ。。。
どうしても分からないようなら、ラピュタか何かを見せて、トラウマを植え付けましょう(?)
「飛行石の光でアレなんだよ、太陽光はもっとすごいんだよ!」
…逆に、好奇心煽るかな…。煽りそうな気もするな…。

神話で、神の姿を直接見たために失明したとか、絶命したとかいう話があった気がしますがそれが分かるくらいに、太陽光はキョーレツです。

ああ、出来ることなら、太陽を直接見上げていた、昔のワタシをはたきたい…。

来る日食、目を気遣いながら、楽しく観測しましょう!ということでまとめます(笑)。

天空の城ラピュタ [DVD]


posted by みあ at 13:30| 日常
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日々の中で感じたことを、個人的な偏見を交えて語りたいと思います。 本とか、音楽とか、映画とか、いろいろ。
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