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試合に勝つテニス 鈴木貴男のスライス系ショット完全レッスン (LEVEL UP BOOK)

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posted by fanblog

2016年01月17日

テニスにパワーは必須?

パワーはあるに越したことは無いというのが私の持論ですが、戦術と技術でも充分点を取る余地はあります。



ということで、鈴木貴男プロの試合を参考にしてみました。

パワーに頼らないとか言ってますが、初っ端のキックサーブはかなり威力のあるサーブが打てないと出来ません(本末転倒)
ちなみに、以前の投稿でやらかしてましたわ\(^o^)/オワタ

「鈴木貴男元プロ」と書いていました...
申し訳ないです...この人一応まだ現役でした...orz

動画は2015年の試合です...

試合数をかなり絞っていますが、現役ですね。


ちなみに、鈴木貴男プロには技巧派というイメージがあるかもしれません。
レクチャーみたいなのでも常に脱力云々の話をしていますし、出している書籍はサーブからの試合展開についてや、スライスショット等です。


でもですよ...
この人全盛期は、時速200km/h超えのサーブを打ってたんです...
今の錦織圭選手よりも早いんですよ...

有名なフェデラーとの試合では209km/hのサーブでエースを取ってました。
キックサーブも175km/hを記録するような出力を持っています。

パワーがあってこそのサーブ&ボレーだったのですよ。
(もちろんサーブの配球なども良かった)

速いサーブで崩しネットに詰めて、左右に打たれても反応できるというフィジカルがありました。
ストレングスとアジリティはやはりあるに越したことはありません。

ただ..
現在は肉体的に衰えてきて全体的なスピードが落ちましたが、逆に試合巧者というプレーになっています。

もちろん、まだ総重量390g超えのラケットを振るフィジカルがありますが、全盛期ほど出力を出せない、若しくは出せても長く保てないようです。


それでも、若い選手相手に普通に勝っています。
試合運びが上手いだけでなく、得点を取る技術が優れているからだと私は思っています。

では、得点を取るためには何が必要かということですが...

まず、得点を取るための条件を考えてみましょう。
・ウィナーを取る
・相手がミスをする
基本的にこの2つのパターンしかありません。

パワーがあるから点が取れるわけではありません。

確かに、速い球をオープンスペースギリギリにぶち込めば点を取りやすいという事実はあります。

それでも、どんなに緩いボールでも、相手が打ち返せないところに打てばウィナーになりますし、相手がミスをしても得点になります。

必要なのは適切なタイミングに適切なスペースに、必要最低限以上のボールを打つことです。
そして、鈴木貴男プロはそれが非常に上手いのでは無いでしょうか...


サーブ&ボレーヤーは超攻撃的な戦術だと思われがちですが、実は究極のシコラーとも言えます。
ネットに詰めて相手のミスを誘うという一面もあるからです。

しかも、パッシングショット、ロブに対応できる反射神経とフィジカルさえあれば、鉄壁の守備になり得ると...

まぁ、これは机上の空論です...orz

距離を詰めるとコースを限定しやすいのですが、その分ボールの速度(到達速度)が早くなりすぎて、生理的な反射速度の限界を超えるそうです。

道具の進化で球速が上がった現代ではストローカーが強いと言われている所以でもありますね。


ただし!

これはあくまでプロの世界の話です!

アマチュアでそんな反射速度の限界を超えるショットを連発できる人がどれだけいるのでしょう。
(逆にネットプレーヤーでどんな球でも反応出来る人もそう居ないという件はスルーします)

少なくとも動画上では日本のトップに近い選手に通じているように見受けられます。
アマチュアにはもっと通じるのではないでしょうか...


話の着地点を見失いつつあります...(ぉぃ


戦術的、技術的に点を取るのは結構難しいです。
足りない速度は球質をスピンからフラット気味に寄せることで補えますが、その分ネットのリスクが上がります。
(パワーを上げれば安全に強い球を打ち続けることが出来るので、やはりパワー型が有利な気が...)

サーブの威力を高めるのはもちろん、コントロールを良くする必要があります。
サーブのコントロールはかなり難しい課題です。

サーブの速度に関してはフォームが良ければ、多少の筋力不足は補えますが、肩を痛めやすくなるので何とも言えません。


結局は、練習がいるという普通の結論になります。


高校時代の先輩も言っていましが、フィジカルあってのテクニックです。
当時、私は使える技術に対して身体がついていってなかったのでよく言われました(´・ω・`)

技巧派で通すにしても、最低限の筋肉は必要です。


プロはラケットを強く握る必要はないと言いますが、男子プロの平均握力は約90kgと言われています/(^o^)\
彼らが1/3の力で握ったとしても、30kgの出力があるというわけです。

30kgの握力って一般の人で言うと、ある程度力の入った状態に近いんですよね...

錦織圭選手は握力はプロの中では比較的低い75kgと言われています(ソースは忘れた)。
彼のショットをスローで見た時、前腕の筋群が盛り上がっていませんか?
私には相当な力が入っているように見えます。

Kei+Nishikori+Japan+v+Colombia+Davis+Cup+World+FnGeFevmT0ll.jpg


プロの言う「力は要らない」は最高出力に対して、相対的に力を入れていないというだけだということです。
それを勘違いしたアマチュアの方で、たまに「テニスに必要な筋肉はテニスをしてれば自然に付く」とか「テニスに筋力は要らない」とか言うわけですよ...orz

そういう人に限って肘や手首にサポーターを巻いていたりもします。

もしかするとアマチュアとプロでは週にテニスをしている時間は同じかもしれませんが、
一般の方が学校や仕事に行ってる時間、プロは入念に身体を作っていないと思っているのでしょうかね...


うーん...ここまで書いといてまた言いますが、すっかり話の要点を見失っています...orz

最近はスケジュールの都合で全然テニスが出来ていません(そろそろ1ヶ月)。

早くやりたくてウズウズしています (^ρ^)
その気持があるせいか、どうも感情的になっていますね(笑)


長くなったのでこの辺で終わりにしときます。



鈴木貴男のサーブからのゲームメイク (SPORTS LEVEL UP BOOK)





左側にあるバナーのスライスの本もオススメです。


タグ:動画
posted by megatennis at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | テニス
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