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経済事象に関する原則−株価

一般的な「経済事象」を示す要素として、「金利」、「株価」、「物価」、「為替」の動きがあります。
今回は「株価」を紹介します。

新しいモノやサービスを作り出して儲かった人が、おカネを貸した人に対して取り分を渡すというのが金利でした。これに対して、おカネを貸すのではなく出資という形でおカネを出す人、金利はいらないけれど儲かったら利益の一部を払ってくれ、という形で新しいモノやサービスを作り出す企業の株を買う人が株主ということになります。

経済活動が活発になり、企業が儲かってどんどん利益を出すようになると株価は上昇します。逆に、企業が儲からなくなると株価は下落します。株価は、経済実態とその将来予測を映す鏡と言えます。

但し、企業がおカネを借りて金利を多く支払わなくてはならなくなると、おカネを貸した人に集めたおカネの大部分をとられてしまうので、株主の取り分が少なくなってしまいます。従って、金利が高くなってくると株価は下がることになります。逆に、金利が低いときには、株主の取り分が多くなるので、株価は上がるということになります。

以上、「株価」についてまとめると、

@「景気がいい=株高」、「景気が悪い=株安」
A「高金利=株安」、「低金利=株高」


となります。

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megapits
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