2020年03月19日
大人のさび落とし ベクトル004 分点ベクトル
ベクトル 004 分点ベクトル
その前に
お詫び
003 で
対角線が 先にあったので
対角線上に 点を取った
ことから
一直線を いきなり 言ってましたが
ベクトルが 平行で かつ
ABベクトル = k AC ベクトルだから
A,B,C が 一直線上にある
の様に 書いた方が
安全かと
004 では そういった書き方に 成っています。
01
三角形 ABC
で
AB=p ベクトル
AC=qベクトル と する時
(1)AC の 中点を D とする時
BDベクトルを
pベクトル 、qベクトル で
表せ
(2)
BC を 2:1 に 内分 する点を
E とする時
AEベクトルを pベクトル 、qベクトル
で 表せ
(3)
BDを 4:1 に 内分 する点を F
とする時 AFベクトル を
pベクトル 、 qベクトル で表し
A,E,Fは 一直線上 にあることを
証明せよ。
02
ベクトルの 引き算の 定理を 使って
ABベクトルは pベクトル
ADベクトルは qベクトルの 半分だから
03
これを 定理通り 計算すると
BDベクトル
04
(2) BCを 2:1に 内分 する点を
E とする時
AEベクトルは
分点ベクトル になってるので
定理は
05
定理 通り 計算すると
AEベクトル
06
(3)
BDを 4:1に 内分する点を
F とする時
AFベクトルを pベクトル 、qベクトル
で表し A,F,Eが 一直線上にあることを
証明せよ
一直線上にあるは
AF = k AE
を 言えればオーケイ
07
AFベクトルは ABベクトル + 4/5 BDベクトル
08
AFベクトル AEベクトル を
出してきて
09
この二つのベクトルは
同じ (pベクトル+2qベクトル )
の 実数倍同士
セオリー どおりに するには
実数倍の 係数を どちらかに まとめてしまえば
ベクトルは 平行
平行な 二つの ベクトルの 始点を合わせると
AF = K AE の 形になるので
10
k=3/5
A,F,Eは 一直線上にある。
11
三角形 ABC において
CAベクトル =aベクトル
CBベクトル =bベクトル
とする時
(1) ABを 2:3に 内分 する点P
について
CPベクトル
(2) (1)の CPを 1:2に
内分する 点 Q について
AQベクトル
12
(1)
分点ベクトルなので
定理どうりに
分母は 2+3
分子は 左右のベクトルに
ソレゾレ 遠い方を かけて
足し合わせると
13
(2)
AQベクトルは
ここに なるから
14
CQベクトル - CAベクトル
15
三角形 OAB において
OAベクトル=aベクトル
OBベクトル=bベクトル
とする
OCベクトル=3aベクトル
ODベクトル=3bベクトル
OEベクトル=2aベクトル + bベクトル
の時
3点 C,D,Eの位置関係を
図示せよ
16
作図 していきますと
DEベクトルと DCベクトルは 平行な ベクトル
始点を 重ねると
DE= k DC
一直線上に ある
17
一直線上にあり
Eは DCを 2:1に 内分する点
18
三角形 ABC の内部に 点P があり
3APベクトル + 4BPベクトル + 5CPベクトル =0ベクトル
である
三角形 ABP BCP CAP の 面積比を
求めよ
19
3つの 小さな 三角形は 大きな
三角形ABC の 内部にあるので
大きな 三角形ABCと 各 内部の 三角形を
面積比を くらべながら
三角形ABC を 基準に 面積比を 出そうと
20
三角形ABC と 三角形ABP において
条件式を 両辺 7 で割って
さらに 少し 式変形すると
21
ABを 4:3に 内分する点を D とすれば
DPベクトル は 四角く 囲った ところ
22
5/7 CPベクトル = PD ベクトル なので
CPベクトル 平行 PD ベクトル
点Pを 重ねると
23
PDベクトル = 5/12 CDベクトルで
一直線上に D,P,C がある
三角形 ABC と 三角形 ABP は
底辺が AB で 共有していて
高さは DC DP の 比に 等しいので
面積は 三角形 ABCを 1 とすれば
三角形ABP は 5/12
24
同様に
三角形BCA と 三角形BCPで
条件式を
また 変形して
今度は 9で 両辺を割って
少し 変形して
25
四角く 囲った 分点ベクトルは
EPベクトル
26
AP ベクトルと PEベクトルは 平行で
点Pを 重ねれば 一直線上になるので
27
面積比は おなじ BC を 底辺にする
高さの比が AE PEの 三角形なので
28
三角形 BCAを 1にすれば
三角形 BCPは 1/4
29
三角形 CAB と 三角形CAP についても
条件式の変形で
今度は 8で割って
30
8 で割ったことで
分点ベクトルを 作りだし
31
BPベクトル と PFベクトル は
平行
点Pを 合わせれば
一直線
32
三角形CAB と 三角形CAP は
CAが 共通ていへんなので
BF PF が
高さの 比になる
33
三角形 CABの面積を 1としたら
三角形 CAPは 1/3
34
であるから
三角形 ABP : BCP: CAP = 5:3:4
お疲れ様です。
( 晴れ部屋へ 家庭菜園と ざっかや
メニュウ ページ リターン )
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