2011年10月17日
楽をすると褒められる教科
楽をすると褒められる
タイトルを見たら何を言ってるんだと思うかもしれませんが
そんな夢のような教科あります。
数学です。
数学の好きなところを聞かれると、答えが一つだから、と返す人が多いと思います。
確かに数学は答えが一つになります。
しかし、答えにたどり着くために通るルートが実はたくさんあって
単純な計算問題でも、計算の順番を入れ替えたり、変形したり、工夫の余地があります。
このルートというのが人によってバラバラになることのある部分。
ここで、一番簡単な方法を考え、思いつき、
人より楽をして解いた人が褒められるのが数学というわけです。
水を汲んで来いといわれてホースを引っ張ってくるような、ずる賢いひねくれもの向きの、
考えるほどに楽しくなる教科なんです。
例えばこんな問題どう解きますか? ※暗算推奨
9+99+999
16×25
19×45
29×31
99×999
これをバカ正直に筆算しても、しんどいし、めんどくさいし、なにより正解しても楽しくない。
ちょっと工夫をしてなんとか楽を出来ないか、考える事。
きっと何かが隠されていて、うまく解く方法があるはずだ、といつも考えてる人はデキるやつ。
中学三年間を終える頃には、このちょっとした取り組み方の違いで、雲泥の差がついています。
以下に、上の問題の考え方の一例を挙げておきます。
9+99+999=(10-1)+(100-1)+(1000-1)=10+100+1000-3=1110-3=1107
16×25=(4×4)×25=4×(4×25)=4×100=400
19×45=20×45-1×45=900-45=855
29×31=(30-1)×(30+1)=900-1=899 ※中学3年で展開公式を習ったあとなら
29×31=30×31-1×31=930-31=899
99×999=100×999-1×999=99900-999=99900-1000+1=98901
どうでしたか?
もっとうまい方法もあるかもしれません。
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