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2016年10月11日

083_2016年40週までのトルコリラ・スワップサヤ取り戦略+M2Jトラリピ戦略まとめ



2016年6月中旬に始めたトルコリラのスワップサヤ取り戦略ですが、途中から始めたトラリピ戦略と合わせてFXのトータル収支の報告です。スワップサヤ取りとトラリピの両戦略についてはこちらを参考にご覧ください。
◆スワップサヤ取り戦略
⇒053_スワップサヤ取りをはじめたい方の手引き@ 軍資金について
⇒061_スワップサヤ取りをはじめたい方の手引きA ポジション設定時の初期費用について
◆トラリピ戦略
⇒003 FXのトラリピ戦略でコツコツとお小遣いを稼ぐ方法のご紹介

この2つの取引を同時に行うメリットとしては、私はM2Jではトルコリラ円のスワップサヤ取りの売ポジションを持っていますので、同じトルコリラ円でトラリピ取引を買で仕掛けて取引をしています。
すなわち、取引戦略は異なるものの結果的にはM2J口座内で両建て状態になりますので、為替変動による評価損を抑える効果が得られます。
その分、M2Jのレバレッジを高めに設定することができ結果的には証拠金を低く抑えることができるため、利回りを最大限に引き上げることができるのです。
実際に私は買ポジションを保有しているヒロセ通商の証拠金の半分で済んでいます。
(ヒロセ通商は独自の最低証拠金のシステムがあるため他業者よりは大目に必要になるのですが)

もちろんこのトラリピ戦略では買ポジションを持つ時点から為替変動によるリスクが発生しますが、少額で細かく発注していることでリスクを抑えています。
また買ポジションが売り決済できずにしばらく値が戻ってくるまで保有した場合は、この分もちゃんとスワップポイントが積み重ねられますので、僅かですが収益に貢献してくれます。このあたりの詳細は直近の両戦略の報告をご覧ください。
⇒081_2016年40週までのトルコリラ・スワップサヤ取り収支報告
⇒082_2016年40週までのトルコリラ・トラリピ戦略収支報告(M2J)

以上の2つの複合取引の収益性を取引開始から1週間毎にまとめてみました。

【スワップサヤ取り戦略とトラリピ戦略の複合取引による収支(2016年24週〜40週)】

201640 _トータル収益.jpg
 ※2016年28週のポジション評価額に開きがありますが、7月16日のトルコクーデターの影響によるものと思われます。

ご覧のとおり、スワップサヤ取り戦略でのポジション評価額小計は基本的には為替変動の影響を受けずに安定的に推移します。当たり前ですがそのための異業者両建て取引ですので。これにより為替変動を気にせず安心してスワップ収益を獲得し続けてくれるのです。
また、トラリピ戦略については、保有ポジション量を見ながら取引量を調整していますので、収益にムラがありますが収益性のアップに十分貢献してくれています。スワップとトラリピの収益合計をみますと、ほぼ同等の収益で運用ができています。

はじめて17週経過時点でのトルコ円のトータル収益は331,445円で運用利回りは3.68%です。
収益累計額を評価損額が上回ってしまっていますのでそろそろトルコリラの上昇を期待したいところですが、現状の収益性で取引を続けることができれば、年利15〜20%くらいで推移してくのではと期待が膨らんでいます。うまくこの2つの戦略でリスクを分散しながら続けていきたいと思います。


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