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2015年04月06日
知らないと損をする!!!「松島や ああ松島や 松島や」は松尾芭蕉の歌じゃない!?
松尾芭蕉といえば、紀行文『奥の細道』で知られる江戸前期の俳人です。
松島は、宮城県松島湾にある260余りの島々の総称で名勝地であり、日本三景に含まれる絶景の名所です。
元禄2年5月9日(1689年新暦6月25日)、芭蕉は念願の松島に到着しますが、この時芭蕉は感動のあまり、歌を詠まなかったそうです。
じゃあ「松島や ああ松島や 松島や」どこから生まれたのか?
と申しますと、実は江戸後期の狂歌師・田原坊が詠んだ俳句なのです。
最も正確に田原坊が詠んだ歌は、実際には
「松嶋や さてまつしまや 松嶋や」
でした。
この句が広まったのは、仙台藩の儒者・桜田欽齊が著した『松島図誌』にこの歌が掲載され、多くの人々に知られることとなりました。
因みに「松島や ああ松島や 松島や」は季語を含んでおらず、無季語自由律俳句に分類されております。
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