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2011年08月31日
泥鰌はそれほどメジャーではないらしい
ナマズの一種にされたり、深海魚にされたり、ロイター通信でさえそんなありさまらしいです。共通しているのは美しいとはいえない姿をしている、というところと食用にすることもある、ということぐらい。
で、辞書を引いてみると、「ユーラシア、モロッコに分布」とあります。ヨーロッパにはいないんですね。ならば無理はないかなあと思いつつ、いやいや、今の世界インターネットというのがあるのだから、少し調べればわかるだろうに、などとインターネット上でぼやいてみたり。
そんなマイナーな泥鰌(ローカル、かもしれない)ですが、マイノリティの意地を見せてもらいたくもあります。ちょっと泥臭くはあるものの、昔から栄養源として重宝されてきました。今の日本を元気にしてくれることを期待しています。
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2011年08月27日
夏風邪にはご用心
風邪でうなっているあいだにリビアでは政局が一気に変わりそうです。国が生まれ変わる瞬間というのを既に幾度となく見てきているわけですが、今回は特に大きな変化が起こるかもしれません。政府すらなかったような国です。どのような政体になるにせよ、完全に一から全ての制度を作らなければなりません。勿論、他国に逃れてそこで学んだ人たちなどが参加していくことになるでしょうから、ある程度の整った制度を作っていくことはそれほど難しくないのですが、問題はやはり人、ということなのでしょうか。いずれにせよ、緊張を持って見ていかなければならなさそうです。
2011年08月22日
死とは世界の内部で起こる当たり前の出来事である。
M・ハイデッガー 「存在と時間」 ちくま学芸文庫
剣門道中 微雨に遇う <陸游>
遠遊無処不消魂 遠遊 処として魂を消さざる無し
此身合是詩人未 此の身 合(まさ)に是れ詩人なるべきや未だしや
細雨騎驢入剣門 細雨 驢に騎(の)って 剣門に入る
岩波文庫 「陸游詩選」より
陸游が成都に安撫司参議官として行く時の作品です。
金に対する抗戦派として、政界の主流から離れたところにいた彼の、自らのありように迷いを抱いていた、そんな心境がもれた作品かもしれません。
僕であれば迷わず詩人として生きるのでしょうが(陸游ほどの詩才があれば、ですが)、この時期の、というより中国の官僚たちは詩人として悠々自適の生活を営むより、官僚としてなんとか国に尽くすことを選ぶ人が多いです。しかしそれもかなわず、このまま詩人として終わってしまうのだろうか、と嘆くのでした。
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2011年08月21日
一瞬の終わり
8/20(土) -第15日-
決勝 光星学院(青森) 0 ― 11 日大三(西東京)
決勝は大差で日大三校が光星学院を圧倒して10年ぶりの優勝を果たす、という結果になりました。
日大は三回に高山選手のスリーランホームランで先制すると、七回には鈴木捕手のツーランホームランを含む5点を挙げて一気に試合を決めました。投げては吉永投手があまり使ってこなかったチェンジアップを効果的に織り交ぜて粘り強いピッチングを展開、相手打線を0に抑えました。
光星の秋田投手はよく投げたのですが、狙い球をしっかり絞られて落ちる球を立て続けに叩かれ、大きく失点を重ねてしまいました。打線もスイングは日大に劣ってはいなかったのですが、吉永投手に要所要所で上手くかわされてしまいましたね。それでも東北代表としてよく戦い抜いたと思います。
震災の影響で大きく東北がクローズアップされた大会でしたが、それだけの強さも見せた東北勢でした。彼らの溌剌としたプレーに感銘を受けた人も多かったでしょう。甲子園に五度も満員通知が出るほどに駆けつけた観客、テレビで応援することになった人たち、いろんな人たちに一瞬とはいえ、強い光を残していったのではないでしょうか。
2011年08月19日
決戦は土曜日
8/18(木) -第13日-
第1試合 智弁学園(奈良) 6 ― 7 作新学院(栃木)
第2試合 日大三(西東京) 5 ― 0 習志野(千葉)
8/19(金) -第14日-
第1試合 作新学院(栃木) 0 ― 5 光星学院(青森)
第2試合 日大三(西東京) 14 ― 4 関西(岡山)
白熱の夏の甲子園も、残すは決勝一試合のみとなりました。
僅差のゲームを粘って勝ち抜いてきた青森の光星学院と、強打でねじ伏せてきた日大三校という対極的なチームの対決になりました。夏の暑さは投手にとってはやはり不利のため、さらにはプレッシャーのかかる試合の場数も多いでしょうから、個人的な予想としては日大有利なのですが光星には東北の人々の願いが後押しするだけに、その粘りは侮れません。
決勝は、じっくり見ることができそうです。緊迫した戦いを楽しみたく思います。
2011年08月17日
準々決勝始まる
8/16(火) -第11日-
第1試合 金沢(石川) 1 ― 2 習志野(千葉)
第2試合 八幡商(滋賀) 3 ― 6 作新学院(栃木)
第3試合 如水館(広島) 3 ― 2 能代商(秋田)
第4試合 智弁和歌山(和歌山) 4 ― 6 日大三(西東京)
8/17(水) -第12日-
第1試合 東洋大姫路(兵庫) 1 ― 2 光星学院(青森)
第2試合 如水館(広島) 3 ― 8 関西(岡山)
この間始まったばかりだというのに、もう準々決勝です。早いものですね。まさしく一瞬の夏、です。
三回戦で好投手釜田投手擁する金沢が僅差で敗れたり、智弁和歌山が日大三校に破れて智弁対智弁というねたはなくなりましたが、土曜日の決勝に向けてヒートアップは続くばかりです。
準々決勝第二試合では連戦となった如水館が関西に破れてしまいました。光星学院は堅い守りと粘り強い攻撃で東洋大姫路の打線と投手力を上回りましたね。
明日も準々決勝二試合です。どちらも目が離せませんが、例によって見れないというせつなさ。うちの職場もお盆休み取ったらいいのに。節電に協力しなきゃ、ねえ。
腹痛がやまない
冷房のせいか、この二週間ほどずっと腹痛がやみません。別に壊しているわけではないので、ただ単に冷えているだけなのでしょうが。
冷房を切って、あったかいお茶を飲みながら野球観戦、でした。
2011年08月15日
次々決まるベスト8
8/15(月) -第10日-
第1試合 新湊(富山) 1 ― 11 東洋大姫路(兵庫)
第2試合 光星学院(青森) 6 ― 5 徳島商(徳島)
第3試合 関西(岡山) 7 ― 1 明豊(大分)
第4試合 智弁学園(奈良) 9 ― 4 横浜(神奈川)
第一試合は、東洋大姫路が好投を続ける新湊のエース袴谷の疲れてきたところを捕らえ、八回に一挙九点を挙げて大勝。原投手も我慢に我慢を続けながら投げ続けました。
第二試合は光星学院が序盤のリードを守りきって徳島商を破り、ベスト8進出。東北の意地をかけて粘り強く戦い続けています。
第三試合は関西が明豊を大差で破りました。六回裏に明豊はノーアウト一、二塁から三重殺を記録しました。93年の歴史の中で7度目のことだそうです。ですが二回四回五回と着実に点を重ねた関西の勝利に終わりました。
第四試合は智弁学園が九回に一挙八点を挙げて1-4からの逆転勝利。野球の継投の難しさを示してしまいました。智弁は両方が勝ち残っていますね。智弁対決も期待してしまいます。
2011年08月14日
逆転に次ぐ逆転
8/13(土) -第8日-
第1試合 習志野(千葉) 9 ― 3 明徳義塾(高知)
第2試合 帝京(東東京) 3 ― 5 八幡商(滋賀)
第3試合 作新学院(栃木) 3 ― 2 唐津商(佐賀)
第4試合 如水館(広島) 7 ― 4 東大阪大柏原(大阪)
8/14(日) -第9日-
第1試合 英明(香川) 0 ― 2 能代商(秋田)
第2試合 白樺学園(北北海道) 7 ― 8 智弁和歌山(和歌山)
第3試合 日大三(西東京) 11 ― 8 開星(島根)
最後まであきらめずに相手に喰らいつく。それが甲子園の醍醐味の一つですが、この二日は特にそれが目立つ展開になりました。13日は第二試合以降の三試合全て。そして14日も第二試合、第三試合と逆転の試合が5試合続きました。ここぞというところで満塁本塁打二本が飛び出すなど、ドラマティックすぎる展開が続いていますが、そうやってあきらめない姿勢が生み出すのかもしれませんね。
八日目第一試合は序盤から習志野が圧倒的な打撃を見せて試合の流れを相手に譲ることなく大勝しました。
第二試合は序盤に先制した帝京が投打に安定した強さを見せていましたが、九回の表に1点を返すと、なんと遠藤選手の満塁本塁打が飛び出し、土壇場で大逆転を果たして勝利を挙げました。何が起こるかわからない甲子園ですが、流石に予想できない一発でした。
第三試合は一転して投手戦。初回、三回と1点ずつ唐津が上げますが、作新学院もパスボールからの1点を皮切りに五回に逆転を果たし、そのまま勝利を収めました。作新学院大谷投手、唐津の北方投手ともに好投を見せ、締まった展開でしたね。
第四試合は逆転に次ぐ逆転。柏原が先制すると、すぐに如水館が追いつき、突き放せばまた追いつき、七回表に如水館が逆転しますが、裏に即座に同点にします。そのまま延長戦に突入、10回表に3点を挙げた如水館が逃げ切りました。最終回の集中打は見事でした。
九日目第一試合はこれも投手戦。保坂投手と松本投手の投げあいでしたが、数少ないチャンスをものにした能代商業が勝利を収めました。東北勢が少なくなっていく中、どこまで勝ち抜いていけるか、注目です。
第二試合は打撃戦。強打の智弁和歌山がつながりのある打撃で先制します。智弁の上野山投手が巧みなピッチングで翻弄しますが、七回に満塁本塁打が飛び出して同点。八回にもソロで逆転しますが、智弁も即座に同点に追いつきます。延長にも連れ込んだ試合は、10回表に白樺がついに突き放しますが、その裏に粘った智弁が追いつき、サヨナラ内野安打で逆転勝利を収めました。
第三試合は日大三校が先制しますが、開星も粘って6回表に逆転します。しかし、その裏に連打を浴びせ、六点を取って突き放し、勝利を収めました。終盤開星も粘ったのですが、再び追いつくことはありませんでした。