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2022年01月28日

モンタギュー文法からGPSGへ−イディオムの構成性をめぐるモデル理論の修正4

2.2.1 素性とカテゴリー

 素性は、3種ある。部分木の親と語彙的主要部が等しい値を持つ主要部素性(N、V、PER、BAR、SLASH、INV、VFORM、SUBJなど)、部分木のどの子からも上昇可能な足素性(SLASH、WHなど)そして一つの接点に留まって他に伝わることのない素性(CASE、WHMOR、NULL)とである。CASE、WHMOR(Wh形態)、NULL(音韻的に空)など。*
 素性値には原始的な値とカテゴリー的な値がある。

(3)
PLU+, −
PRE 1, 2, 3
CASE NOM, ACC, FEN, DAT
(4)
S NP[[PER, 3], [PLU, −]]
VP[AGR NP[[PER, 3], [PLU, −]]]

(3)は、数、人称、格素性がそれぞれ取ることのできる原始的な素性を示し、(4)は、主語と動詞との一致を示す際に用いられるカテゴリー(名詞句で3人称単数)が素性値となる素性AGRを示している。CAPの説明の際に、一致については再び取り上げる。

花村嘉英(2022)「モンタギュー文法からGPSGへ−イディオムの構成性をめぐるモデル理論の修正」より

モンタギュー文法からGPSGへ−イディオムの構成性をめぐるモデル理論の修正3

2.2 GPSGの統語規則 

 GPSGの統語部門は、表示レベルを単層で扱える一応均一な文脈自由の句構造文法(Phrase Structure Grammar: PSG)になっている。X−バー理論の手法を継承してはいるが、カテゴリーに関しては、原始的な記号(S、N、V・・・)ではなく、素性と素性値の束からなるという考えをさらに進めて、それらの依存性(素性共起制限Feature Co-occurrence Restriction: FCR)やそれらの通常値(素性値指定黙約 Feature Specification Defaults: FSD)をも指定している。* 
 PSGに関しては、親と娘の直接支配関係と娘間の線的順序に関する情報も二分され、前者は、ID(Immediate Dominance)規則、後者は、LP(Linear Precedence)規則になりうる。* ID規則は、さらにメタ規則により新たにID規則にもなりうる。* ID規則内では統語素性が受け渡されるが、その際の制約として足素性原理(Foot Feature Principle: FFP)、制御一致原理(Control Agreement Principle: CAP)、主要部素性原理(Head Feature Structure: HFC)が設定されている。*これらの規則や制約が複合体をなして部分木を認可する役割を果たしている。

花村嘉英(2022)「モンタギュー文法からGPSGへ−イディオムの構成性をめぐるモデル理論の修正」より

モンタギュー文法からGPSGへ−イディオムの構成性をめぐるモデル理論の修正2

2 統語論

2.1 PTQの統語規則

 PTQで採用されている17の規則の多くがカテゴリー文法*に基づく関数適応規則になっており、(1)のように規定されるカテゴリー間を連接していく。*

(1)
1 e, t∋Cat 
2 A, B∈Catならば、A/B, A//B∈Cat
(2)
S1 すべてのカテゴリーに対してBA⊆PA
S2 α∈PIV/IVまたはα∈PIV//IVでβ∈PIVならば、F1(α, β)∈PIV

(1)では、eが個体を、tが真理値を表すカテゴリーで、A/B、A//BはともにBカテゴリーと結び付いてAカテゴリーを派生する。2種のスラッシュは、統語上の区別のために採用されている。(2)S1は、複合表現を派生する規則ではなく、任意のカテゴリーに関し、そのすべての基本表現がその句の集合に含まれることを説明している。(2)S2は、例えば、動詞句修飾の副詞langsam(IV//IV)がlaufenなどの自動詞(IV=t/e)と結び付いて新たな動詞句を派生する一方、lesenと結びついてversuchen zu lesenのような表現を派生するversuchenのカテゴリーがIV//IVとなることを示している。*
 PTQには話法の助動詞のカテゴリーはない。これは、内包論理の中で演算子として現れる。否定詞も基本表現には含まれず、時制演算子とともに主部と述部を結びつける統語規則の中で導入され、接続詞も文なり句なりを結ぶ統語規則として組み込まれている。さらに、限定詞に関する統語規則の一つとして普通名詞に不定冠詞を加えて名詞句を派生する規則がある。

花村嘉英(2022)「モンタギュー文法からGPSGへ−イディオムの構成性をめぐるモデル理論の修正」より

モンタギュー文法からGPSGへ−イディオムの構成性をめぐるモデル理論の修正1

1 はじめに

 ここでは、モンタギュー文法(Montague Grammar: MG)*から一般化句構造文法(Generalized Phrase Structure Grammar: GPSG)*への理論的な変遷を追いつつ、GPSGが採用しているイディオム分析*に対し、モデル理論からの修正を試みる。最初に、それぞれの理論の統語規則を考察し、次に、GPSGによるMGの意味論の修正を行い、最後に、イディオムに関する内包論理(Intensional Logic: IL)の有意表現に対する指示対象の割り当て方を検討する。

花村嘉英(2022)「モンタギュー文法からGPSGへ−イディオムの構成性をめぐるモデル理論の修正」より

2021年06月18日

ハインリヒ・マンの「Die Branzilla」で執筆脳を考える8

5 まとめ  
 
 受容の読みによる「真の人間性と多重性」という出力は、すぐに共生の読みの入力となる。続けて、データベースの問題解決の場面を考察すると、「多層とニューラルネットワーク」という人間の脳の活動と結びつき、その後、信号のフォーカスは、購読脳の出力のポジションに戻る。この分析を繰り返すことにより、「ハインリヒ・マンと多重の綾」というシナジーのメタファーが見えてくる。 
 この種の実験をおよそ100人の作家で試みている。その際、日本人と外国人60人対40人、男女比4対1、ノーベル賞作家30人を目安に対照言語が独日であることから非英語の比較を意識してできるだけ日本語以外で英語が突出しないように心掛けている。 

参考文献

甘利俊一 ニューロコンピューター読本 サイエンス社 1990
日本成人病予防協会監修 健康管理士一般指導員受験対策講座3 心の健康管理 ヘルスケア出版 2014
花村嘉英 計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか? 新風舎 2005
花村嘉英 从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む 華東理工大学出版社 2015 
花村嘉英 日语教育计划书−面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用 日本語教育のためのプログラム-中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで 東南大学出版社 2017
花村嘉英 从认知语言学的角度浅析纳丁/戈迪默 ナディン・ゴーディマと意欲 華東理工大学出版社 2018
花村嘉英 シナジーのメタファーの作り方−トーマス・マン、魯迅、森鴎外、ナディン・ゴーディマ、井上靖 中国日语教学研究会上海分会論文集 2018  
花村嘉英 川端康成の「雪国」に見る執筆脳について−「無と創造」から「目的達成型の認知発達」へ 中国日语教学研究会上海分会論文集 華東理工大学出版社 2019 
花村嘉英 社会学の観点からマクロの文学を考察する−危機管理者としての作家について 中国日语教学研究会上海分会論文集 2020
藤本淳雄他 ドイツ文学史 東京大学出版会 1981
佐藤晃一 ドイツ文学史 明治書院 1979
手塚富雄 ドイツ文学案内 岩波文庫 1981
Heinrich Mann Die Branzilla Reclam 1981
Kurt Rothmann Kleine Geschichte der deutschen Literatur Reclam 1981
Ulrich Weisstein Nachwort für den Tyrann Reclam 1981
https://tmytokai.github.io/open-ed/activity/dlearning/text02/page02.html(多層ニューラルネットワーク)

ハインリヒ・マンの「Die Branzilla」で執筆脳を考える7

A 情報の認知1はBその他の反応、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へ、人工知能は@多層である。 
B 情報の認知1はBその他の反応、情報の認知2は@旧情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へ、人工知能は@多層である。
C 情報の認知1はBその他の反応、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へ、人工知能は@多層である。
D 情報の認知1はBその他の反応、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へ、人工知能は@多層である。 
E 情報の認知1はBグループ化、情報の認知2はA新情報、情報の認知3は@計画から問題解決へ、人工知能は@多層である。 
   
結果
 言語の認知の出力「真の人間性と多重性」が情報の認知の入力となり、まず何かに反応する。次に、その反応が情報の認知で新情報となり、結局、この場面では、問題未解決のままだが推論が続き、「真の人間性と多重性」が「多層とニューラルネットワーク」からなる組みと相互に作用している。

花村嘉英(2020)「ハインリヒ・マンの『Die Branzilla』の執筆脳について」より

ハインリヒ・マンの「Die Branzilla」で執筆脳を考える6

【連想分析2】
表3 情報の認知

A 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2、人工知能 1
B 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 1、情報の認知3 2、人工知能 1
C 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2、人工知能 1
D 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2、人工知能 1
E 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1、人工知能 1

分析例
(1)「Die Branzilla」執筆時のハインリヒ・マンの脳の活動を「多層とニューラルネットワーク」と考えている。彼の文体は、人間の世界が繁栄と滅亡において社会的政治的存在に規定された種として構成され、政治、芸術そして人間的なものを幾重にも結びつけるすべを心得ているといわている。
(2)情報の認知1(感覚情報)
感覚器官からの情報に注目することから、対象の捉え方が問題になる。また、記憶に基づく感情は、扁桃体と関係しているため、条件反射で無意識に素振りに出てしまう。このプロセルのカラムの特徴は、@ベースとプロファイル、Aグループ化、Bその他の反応である。
(3)情報の認知2(記憶と学習)
外部からの情報を既存の知識構造へ組み込む。この新しい知識はスキーマと呼ばれ、既存の情報と共通する特徴を持っている。また、未知の情報はカテゴリー化されて、経験を通した学習につながる。このプロセルのカラムの特徴は、@旧情報、A新情報である。
(4)情報の認知3(計画、問題解決)  
受け取った情報は、計画を立てるプロセスでも役に立つ。その際、目的に応じて問題を分析し、解決策を探っていく。しかし、獲得した情報が完全でない場合は、推論が必要になる。このプロセルのカラムの特徴は、@計画から問題解決へ、A問題未解決から推論へ、である。  
(5)人工知能1 執筆脳を「多層とニューラルネットワーク」としているため、社会の問題の表出が重要となり、そこに専門家としての調節が効力を発揮する。@多層、Aニューラル、Bその他 

花村嘉英(2020)「ハインリヒ・マンの『Die Branzilla』の執筆脳について」より

ハインリヒ・マンの「Die Branzilla」で執筆脳を考える5

分析例
(1)歌う怪物が芸術を憎む場面。  
(2)文法2 テンスとアスペクト、1は現在形、2は過去形、3は未来形、4は現在進行形、5は現在完了形、6は過去進行形、7は過去完了形。 
(3)意味1 1視覚、2聴覚、3味覚、4嗅覚、5触覚、意味2 喜怒哀楽、意味3 振舞いの1直示と2隠喩、意味4多重性 1あり2なし。 

テキスト共生の公式
(1)言語の認知による購読脳の組み合わせを「真の人間性と多重性」にする。
(2)文法1のテンスとアスペクトや意味2の五感には、一応ダイナミズムがある。また、連想分析1の各行の「真の人間性と多重性」を次のように特定する。
  
A真の人間性と多重性=テンスは現在形+過去形、視覚+触覚、哀、直示、多重性あり。   
B真の人間性と多重性=テンスは過去形、視覚、哀、直示、多重性あり。     
C真の人間性と多重性=テンスは未来形+現在完了、視覚+聴覚、哀、直示、多重性あり。 
D真の人間性と多重性=テンスは過去形+現在完了、視覚、喜、隠喩、多重性あり。
E真の人間性と多重性=テンスは過去形、視覚、喜、直示、多重性あり。
 
結果 上記場面は、「真の人間性と多重性」という購読脳の条件を満たしている。

花村嘉英(2020)「ハインリヒ・マンの『Die Branzilla』の執筆脳について」より

ハインリヒ・マンの「Die Branzilla」で執筆脳を考える4

表2 言語の認知(文法と意味)

歌う怪物は芸術を憎む

A Die Tochter nahm den Alten beim Arm. “Draußen stehen deine alten Freunde, Papa. Sie getrauen sich nicht herein, aus Furcht vor Mama. Geh mit ihnen ins Wirtshaus; da ist Geld - und bleibe nur dort, bis ich dich zurückhole. Wenn ich dich zurückhole, armer Alter, wird der Wein dich lustug gemacht haben.”
文法2 1+2、意味1 1+5、意味2 3、意味3 1、意味4 1

B “Ich fürchte, Tochter, daß kein Wein mehr mich lustig macht.” Die Tochter kehrte zurück, die Hände auf den Hüfte, Die Branzilla erwartete sie scheu. 文法2 2、意味1 1、意味2 3、意味3 1、意味4 1

C “Schön hast du ihn zugerichtet! Hex! Von deiner Bosheit wird man länger reden als von deiner Kunst. Jetzt duckst du dich, denn ich bin breit und rot. Den schwachen Alten aber wirst du noch zu Tode quälen.
文法2 3+4、意味1 1、意味2 3、意味3 1、意味4 1

D Oh! Menschelichkeit hast du nie gekannt. Was tatest du mit ihr, als ich jung war; wie verdarbst du elend mein Leben! Ich liebte, und ich ward geliebt. Heute könnte ich glücklich sein. Ich könnte Kinder haben. Nun aber lebe ich allein, in Gasthauszimmern, unter Fremden.  
文法2 2+4、意味1 1、意味2 1、意味3 2、意味4 1

E Das ist dein Werk. Ich sollte nicht heiraten, du wolltest mich nicht wie die anderen Mädchen. Als ein Monstrum wolltest du mich, als ein singendes Monstrum. Ich hasse die Kunst, die du mich lehrtest!”
文法2 2、意味1 1、意味2 2、意味3 1、意味4 1

花村嘉英(2020)「ハインリヒ・マンの『Die Branzilla』の執筆脳について」より

ハインリヒ・マンの「Die Branzilla」で執筆脳を考える3

3 データベースの作成・分析

 データベースの作成法について説明する。エクセルのデータについては、列の前半(文法1から意味5)が構文や意味の解析データ、後半(医学情報から人工知能)が理系に寄せる生成のデータである。一応、L(受容と共生)を反映している。データベースの数字は、登場人物を動かしながら考えている。
 こうしたデータベースを作る場合、共生のカラムの設定が難しい。受容はそれぞれの言語ごとに構文と意味を解析し、何かの組を作ればよい。しかし、共生は作家の知的財産に基づいた脳の活動が問題になるため、作家ごとにカラムが変わる。 

表1 「Die Branzilla」のデータベースのカラム
文法1 態  能動、受動、使役。
文法2 時制、相  現在、過去、未来、進行形、完了形。
文法3 様相  可能、推量、義務、必然。
意味1  五感  視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚。
意味2  喜怒哀楽 喜怒哀楽と記事なし。
意味3  振舞い ジェスチャー、身振り。直示と隠喩を考える。
意味4 多重性 あり、なし。
医学情報 病跡学との接点 受容と共生の共有点。構文や意味の解析から得た組「真の人間性と多重性」と病跡学でリンクを張るためにメディカル情報を置く。
記憶 短期、作業記憶、長期(陳述と非陳述) 作品から読み取れる記憶を拾う。長期記憶は陳述と非陳述に分類される。
情報の
認知1 感覚情報の捉え方 感覚器官からの情報に注目するため、対象の捉え方が問題になる。例えば、ベースとプロファイルやグループ化またはその他の反応。
情報の
認知2 記憶と学習 外部からの情報を既存の知識構造に組み込む。その際、未知の情報は、学習につながるためカテゴリー化する。記憶の型として、短期、作業記憶、長期を考える。
情報の認知3 計画、問題解決、推論 受け取った情報は、計画を立てるときにも役に立つ。目的に応じて問題を分析し、解決策を探っていく。獲得した情報が完全でない場合、推論が必要になる。
人工知能 多層とニューラルネットワーク エキスパートシステム 多層の神経回路網のこと。ニューロンがあり、それを結合したネットワークがあり、入力層、隠れ層、出力層という3層からなっている。各層は、多数のパーセプトロンが結合している。

花村嘉英(2020)「ハインリヒ・マンの『Die Branzilla』の執筆脳について」より


 
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プロフィール
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花村嘉英
花村嘉英(はなむら よしひさ) 1961年生まれ、立教大学大学院文学研究科博士後期課程(ドイツ語学専攻)在学中に渡独。 1989年からドイツ・チュービンゲン大学に留学し、同大大学院新文献学部博士課程でドイツ語学・言語学(意味論)を専攻。帰国後、技術文(ドイツ語、英語)の機械翻訳に従事する。 2009年より中国の大学で日本語を教える傍ら、比較言語学(ドイツ語、英語、中国語、日本語)、文体論、シナジー論、翻訳学の研究を進める。テーマは、データベースを作成するテキスト共生に基づいたマクロの文学分析である。 著書に「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」(新風舎:出版証明書付)、「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む」(華東理工大学出版社)、「日本語教育のためのプログラム−中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで(日语教育计划书−面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用)」南京東南大学出版社、「从认知语言学的角度浅析纳丁・戈迪默-ナディン・ゴーディマと意欲」華東理工大学出版社、「計算文学入門(改訂版)−シナジーのメタファーの原点を探る」(V2ソリューション)、「小説をシナジーで読む 魯迅から莫言へーシナジーのメタファーのために」(V2ソリューション)がある。 論文には「論理文法の基礎−主要部駆動句構造文法のドイツ語への適用」、「人文科学から見た技術文の翻訳技法」、「サピアの『言語』と魯迅の『阿Q正伝』−魯迅とカオス」などがある。 学術関連表彰 栄誉証書 文献学 南京農業大学(2017年)、大連外国語大学(2017年)
プロフィール