アフィリエイト広告を利用しています
町管ネットの概要
町管ネット事務局さんの画像
町管ネット事務局
プロフィール
カテゴリー別情報
最新記事
検索
リンク集
マンション管理業者行政処分情報(過去2年分)
最新コメント

2016年04月04日

「マンション標準管理規約」及び「マンションの管理の適正化に関する指針」平成28年3月14日改正

(改定)平成31年3月7日
(掲載)平成28年4月4日
 国土交通省は3月14日付けで、「マンションの管理の適正化に関する指針」及び「マンション標準管理規約」の改正を公表しました。
 今回の改訂については、特に「外部専門家の活用(第三者管理方式の導入)」「コミュニティ条項を再整理(コミュニティ条項の削除)」は、審議を十分できていないといわざるをえず、取扱には注意しましょう。
 その他の、管理費等の滞納に対する措置、暴力団等の排除規定、災害時の管理組合の意思決定、管理状況などの情報開示に関する規定を整備、等については、管理規約の改正に向け十分検討しましょう。

マンションの管理の適正化に関する指針(平成28年3月14日)

●マンション標準管理規約及び同コメント

 平成29年8月以降再度改正され、国土交通省のホームページから削除されたため、削除しました。

■改正にあたっての参考資料
  ・改正の概要(PDF)
  ・改正事項一覧(PDF)
  ・マンションの管理の適正化に関する指針 新旧対照表(PDF)
  ・マンション標準管理規約(単棟型)及び同コメントの改正点(PDF)
  ・マンション標準管理規約(団地型)及び同コメントの改正点(PDF)
  ・マンション標準管理規約(複合用途型)及び同コメントの改正点(PDF)

  ・パブリックコメントに対する国土交通省の考え方(パブリックコメント:結果公示案件詳細より)

(出典)国土交通省 マンション管理について
(参考)国土交通省 2016.3.14 「マンションの管理の適正化に関する指針」及び「マンション標準管理規約」の改正について

2016年04月03日

国土交通省が「昇降機の適切な維持管理に関する指針」等を公表

(掲載)平成28年4月3日
 国土交通省が「昇降機の適切な維持管理に関する指針」と「エレベーター保守・点検業務標準契約書」を策定して2月19日公表しました。
 昇降機(エレベーターやエスカレーター)の安全性を維持するためには、管理組合(所有者)・管理会社(管理者)、保守点検業者及び製造業者がそれぞれの役割を認識した上で、適切な維持管理を行うことが必要です。
 この指針は、 管理組合(所有者)が昇降機を常時適法な状態に維持することできるよう、 昇降機の適切な維持管理に関 して必要な事項を具体的に定め、もって昇降機の安全性の確保に資することを目的としています。
 「昇降機の適切な維持管理に関する指針」は、管理組合(所有者)・管理会社(管理者)が昇降機の適切な維持管理のためになすべき事項、保守点検業者の選定または保守契約内容の見直しにあたって留意すべき事項等を取りまとめたものです。
 「エレベーター保守・点検業務標準契約書」は、エレベーターに関する専門的な知識を有していない管理組合(所有者)・管理会社(管理者)が、保守点検業者と契約する際に参考となります。
 分譲マンション管理組合は、設置されているエレベーターを適切に維持管理行うために、この「昇降機の適切な維持管理に関する指針」と「エレベーター保守・点検業務標準契約書」を活用しましょう。
 まずは、現在締結しているエレベーター保守・点検業務契約書と「エレベーター保守・点検業務標準契約書」を比較検討するとともに、この指針に添付されている「別表2 保守点検業者の選定に当たって留意すべき事項チェックリスト」でチェックしましょう。
(出典) 国土交通省 2016/2/19 「「昇降機の適切な維持管理に関する指針」等を公表」                〜エレベーター等の安全性を維持するために〜
  (添付資料)
   ・報道発表資料
   ・「昇降機の適切な維持管理に関する指針」
   ・「エレベーター保守・点検業務標準契約書」
   ・「昇降機の適切な維持管理に関する指針」

2016年03月23日

町田市が3月13日から「空家ゼロ(0)計画(案)」への意見募集開始!!

(更 新)平成28年3月23日 (掲載日)平成28年3月21日
 町田市では、周辺の住環境に深刻な影響を及ぼす空き家を発生させないよう、「空家ゼロ(0)計画(案)」を作成し、3月23日から意見を募集すると「広報 まちだ」(3月21日版)に掲載しました。
 全国で平成25年においては空き家数が820万戸、空き家率が13.5%となりましたが、空家問題は、戸建住宅だけではなく、分譲マンションでも空き住戸が増えています。  分譲マンションに居住者がいなくなると、管理費等の延滞が発生しマンションの維持管理に支障をきたすとともに、マンション内の治安悪化を招きます。  空き住戸が発生して管理費等の延滞が発生し、管理費等の徴集に苦慮しているませんか。
 町田市の「空家ゼロ(0)計画(案)」でには、残念ながら分譲マンションの空き住戸は対象にはしていないようです。少なくとも、計画の中で分譲マンションにおける空き住戸を調査願いたいと思いますがいかがでしょうか。
 是非、「空家ゼロ(0)計画(案)」を読んで、意見募集に応募しましょう。  なお、提出されたご意見の概要及び町田市の考え方は、個人情報を除き、5月中に町田市ホームページに掲載される予定です。
【意見の提出方法】
 ・記載方法: 書面に、「空家0計画(案)に関する意見募集」と書き、氏名・連絡先を明記
 ・送付方法: 郵送、FAXまたはEメール
 ・応募期間: 3月23日から4月8日(必着)
 ・応募先 : 町田市都市づくり部住宅課
        郵送:〒194-8520 町田市森野2-2-22、
        FAX:050-3161-6109、
        Eメール: mcity2310@city.machida.tokyo.jp
【注意事項】
 ・書式は自由
 ・電話、窓口での口頭によるご意見は、受付けません。
 ・ご意見に対する個別回答は行いません。
<<3月23日町田市のホームページに掲載されました>> ← をクリックして下さい!
 上記内容ほかに下記資料も掲載されていますのでご参照下さい。
 (掲載の意見募集資料)
  ・「空家0計画(案)」本編(PDF・2,248KB)
  ・ 「空家0計画(案)」概要版(PDF・1,024KB)
  ・ ご意見記入用紙(PDF・136KB)
  ・町田市空家等対策計画策定懇談会の開催経過

2016年03月21日

町田市が「町田市鶴川団地と周辺地区再生方針」を作成しました

(掲載日)平成28年3月21日
 町田市では、鶴川団地を活性化し、多世代が一緒に住めるまちを目指して、「町田市鶴川団地と周辺地区再生方針」を策定したと3月18日ホームページに掲載しました。
 鶴川団地には、鶴川2丁目住宅管理組合(520戸) 、鶴川6丁目団地管理組合(780戸)のほかに、1682戸のUR賃貸団地があります。鶴川団地は、入居の開始(1967年)から既に48年が経過し、団地の人口減少や少子高齢化によるまちの活力の低下が懸念されています。
 そこで、町田市が団地再生の課題及び方針並びに活性化に向けた取組方針をまとめたものです。
 管理組合活動を活性化し、本基本方針を踏まえてより良い住環境を作り上げましょう。

<<「町田市鶴川団地と周辺地区再生方針」の概要>>
 再生方針では、まちづくりの目標を『多世代が一緒に住めるまち』と掲げ、目標を達成するために実施するアクションの方向性として「安心して子育てができる」「鶴川団地と周辺地区全体での魅力づくり」「高齢者が楽しく暮らせる」の3つの柱にまとめました。
 また、3つの柱に基づき、短期・中期・長期に取り組むアクションについても例示しています。それぞれのアクションは、住民・商店会が主体となり、UR都市機構・市とも連携し、鶴川団地と周辺地区全体として継続的に取り組むことが重要となります。このため市では、住民に対する今後の支援として、ワークショップの開催や、UR都市機構への働きかけ、近隣大学との調整などを実施します。さらに団地再生の進捗を確認するための会議を開催します。
【対象地域】
 UR賃貸住宅鶴川団地(五丁目)、鶴川二丁目団地、鶴川六丁目団地および戸建て住宅中心の鶴川三丁目・五丁目地区、センター名店街、セントラル商店街
【対象となる鶴川団地(3団地)】
 @ UR賃貸(五丁目団地)
  (1) 総戸数:1,682戸 建築年:1967年 階数:5階建て
  (2) 住宅型式は、1LDKから3DKまでのタイプが揃っていますが、床面積が最大でも50u程度となっています。
  (3) ファミリー世帯では子どもが成長するにつれて手狭になることが想定されます。
 A 分譲団地(二丁目団地)・・・・鶴川2丁目住宅管理組合
  (1) 総戸数:520戸 建築年:1969年 階数:5階建て
  (2) 住戸規模は50〜70u台と幅広く、2LDK(3DKをリフォーム)から3LDK(大小2タイプ)まで数種類のバリエーションがあります。
 B 分譲団地(六丁目団地)・・・鶴川6丁目団地管理組合
  (1) 総戸数:780戸 建築年:1968年 階数:5階建て
  (2) 住戸規模は40u後半から60u前半と幅が狭く、バリエーションは5タイプです。
(出典) 町田市ホームページ 「町田市鶴川団地と周辺地区再生方針を策定しました

2016年03月16日

国土交通省が「マンション標準管理規約」及び指針の改正を公表!!

(掲載日)2016年3月16日
 国土交通省は3月14日付けで、「マンションの管理の適正化に関する指針」及び「マンション標準管理規約」の改正を公表しました。
 今後の新築分譲マンション管理組合はもとより、既設の管理組合運営にも多大なる影響を与えると考えられますので、改正内容につき徹底的に分析しましょう。
 なお、「マンションの管理の適正化に関する指針」はあくまでも指針であり、また、「マンション標準管理規約」も標準であり、法的な拘束力はありませんので是々非々で活用しましょう。
▼ 詳しくは、こちらから
1.国土交通省の新聞発表資料
2..国土交通省の公表資料
マンションの管理の適正化に関する指針(告示)
マンション標準管理規約(単棟型)
マンション標準管理規約(単棟型)コメント
マンションの管理の適正化に関する指針の改正(新旧対照表)
マンション標準管理規約及び同コメント(単棟型)の改正点
パブリックコメントにおける主な意見の概要とこれらに対する国土交通省の考え方
マンションの管理の適正化に関する指針及びマンション標準管理規約の改正の概要
「マンションの管理の適正化に関する指針」及び「マンション標準管理規約」改正事項一覧
3.関連ニュース:
  YOMIURI ONLINE 2016/3/15 マンション管理費、夏祭り支出はダメ…指針改正

2016年02月01日

第40回町田市分譲マンション管理セミナー 参加者募集!

掲載:平成28年2月1日
  町田市分譲マンション管理組合ネットワークでは、分譲マンション管理組合の役員の方や区分所有者の方などを対象に、町田市都市づくり部住宅課、及び財団法人マンション管理センター、一般社団法人東京都マンション管理士会と共催で、マンション管理に関する問題や大規模修繕などをテーマに無料で年3回セミナーを開催しています。
 さて、首都直下地震が今後30年以内に70%の確立で起きるとされており、地震対策は分譲マンション管理組合にとっても重大な課題となっています。しかし、分厚い防災マニュアルを作成してもなかなか活用し切れていない現状があります。
 2月28日(日)、町田市役所において第40回町田市分譲マンション管理セミナーを開催し、『実践的マンション防災マニュアルを作ろう』をテーマに、『第1回マンション防才アイデアコンテスト』で優秀賞を受賞された『1枚シートのマンション防災マニュアル』を中心に、マンション防災管理氏である釜石 徹先生にご講演をお願いいたします。
 また、10日以上の在宅避難をする場合のノウハウについてもご提案いただきます。
 更に、ご希望者を対象に、マンション管理士による個別相談を実施しますので、個別相談をご希望の方はセミナー参加申し込みの際に個別相談希望内容をお伝え願います。
 なお、町管ネットでは、管理組合経験交流会を下記のとおり3月13日(日)開催して、「実践的マンション防災マニュアル」を管理組合に導入するに際しての手続き等について協議するとともに、管理組合及び区分所有者同士による本セミナーの講演内容について突っ込んだ意見交換及び情報交換を行いますのでご参加下さい。
T. 第40回町田市分譲マンション管理セミナーの参加者募集!!
・ 開催日時 :2月28日(日曜日) 13:30〜17:00  (受付13:00〜)
・ 会   場 : 町田市役所2階 市民協働おうえんルーム 
・ テ ー マ :『実践的マンション防災マニュアルを作ろう』
・ 講   師 : 災害対策研究会主任研究員 釜石 徹 氏(マンション防災士)
・ 共 催 者: 町田市都市づくり部住宅課
          町田市分譲マンション管理組合ネットワーク
          一般社団法人東京都マンション管理士会
          財団法人 マンション管理センター
・ プログラム: 13:30〜  開会挨拶
        13:40〜  第1部 講演会(休憩15分)  
              15:30〜  第2部 グループ討議
        16:00〜  第3部 個別相談会(要事前申込)
        17:00   閉会
・ 定   員 : 50名(申し込み順)
・ 参加料金 : 無料
・ 開催案内 : 町田市登録の管理組合理事長様宛に案内状を発送
        「広報 まちだ」(2月1日発行の町田市発行紙)に掲載
・申込方法  : 案内状の中の参加申込用紙を返送
          町田市都市づくり部住宅課担当:原田、寺島 へ申込
          電話:042-724-4269 FAX:050-3161-6109
U.第26回管理組合運営経験交流会
1.日 時 : 3月13日(日)10:00〜12:00
2.会 場 : 町田市民文学館ことばらんど 第1・2会議室
3.主テーマ: 第40回町田市分譲マンション管理セミナーを受けて  他
        ・防災マニュアルの管理組合への導入方法等
        ・参加者による経験交流・意見交換
4.参加費 :  無料
5.定 員  : 30名(会員優先で申込順)
6.申込方法: セミナー当日配布します申込書にご記載のうえ、受付にご提出ください。
(関連) 過去のセミナー開催履歴 町田市分譲マンション管理セミナーの開催履歴 (関連)町田市ホームページ 分譲マンション管理セミナーを行います」

2016年01月01日

あけましておめでとうございます!

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は町管ネット活動にき格別のご厚情をいただき心より感謝いたします。
本年もご指導ご助言のほどよろしくお願い申し上げます。
おかげさまで町管ネット活動を順調に推進しております。
本年はマンション管理組合活動の活性化に向け、各種情報等をより一層ご提供できるよう努力していく所存です。
寒い日が続きますのでご自愛ください。
平成28年 元旦
                   町田市分譲マンション管理組合ネットワーク
                      事 務 局 一 同

2015年10月04日

第39回町田市分譲マンション管理セミナー 参加者募集!

掲載:平成27年10月4日
 町田市分譲マンション管理組合ネットワークでは、分譲マンション管理組合の役員の方や区分所有者の方などを対象に、町田市都市づくり部住宅課、及び財団法人マンション管理センター、一般社団法人東京都マンション管理士会と共催で、マンション管理に関する問題や大規模修繕などをテーマに無料で年3回セミナーを開催しています。
 分譲マンション管理組合では最も重要な業務として、マンション建物設備を良好に維持管理するために、長期修繕計画を作成し15年前後に1回大規模修繕工事を行っています。
 10月25日(日)、町田市役所において第39回町田市分譲マンション管理セミナーを開催し、長年にわたり大規模修繕工事の設計監理及び長期修繕計画の策定をしてこられた一級建築士の澤田 博一氏を迎えて、「大規模修繕工事と長期修繕計画」について講演を行い、その後質疑応答を実施しますのでご参加下さい。
 また、講演に先立って、財団法人マンション管理センターより「長期修繕計画作成・修繕積立金算出サービス」を説明していただきます。
 更に、ご希望者を対象に、マンション管理士による個別相談を実施しますので、個別相談ご希望の方はセミナー参加申し込みの際に個別相談希望とお申し出下さい。
 なお、町管ネットでは、管理組合経験交流会を下記のとおり開催して、管理組合及び区分所有者同士による本セミナーの講演内容について突っ込んだ意見交換及び情報交換を行いますのでご参加下さい。
T. 第39回町田市分譲マンション管理セミナーの参加者募集
・ 開催日時 :10月25日(日曜日) 13:30〜17:00  (受付13:00〜)
・ 会   場 : 町田市役所2階 市民協働おうえんルーム 
・ テ ー マ : 『大規模修繕工事と長期修繕計画
            〜管理組合が行える実践的な取り組みについて〜』
・ 講   師 : 一級建築士 澤田 博一 氏
・ 共 催 者: 町田市都市づくり部住宅課
         町田市分譲マンション管理組合ネットワーク
         一般社団法人東京都マンション管理士会
         財団法人 マンション管理センター
・ プログラム: 13:30〜  開会挨拶
        13:35〜 講演会(休憩15分)
              15:30〜 質疑応答
        16:00〜 個別相談会(要事前申込)
        17:00   閉会
・ 定   員 : 50名(申し込み順)
・ 参加料金 : 無料
・ 開催案内 : 町田市登録の管理組合宛に案内状を発送
         「広報 まちだ」(9月1日発行の町田市発行紙)に掲載
・申込方法  : 案内状の中の参加申込用紙を返送
          町田市都市づくり部住宅課担当:原田、寺島 へ申込
           電話:042-724-4269 FAX:050-3161-6109
U.第25回管理組合運営経験交流会
1.日 時 : 11月8日(日)10:00〜12:00
2.会 場 : 町田市民文学館ことばらんど 第6会議室
3.主テーマ: 第39回町田市分譲マンション管理セミナーを受けて   他
4.参加費 :  無料
5.定 員  : 30名(会員優先で申込順)
6.申込方法: セミナー当日配布します申込書にご記載のうえ、受付にご提出ください。
(関連) 町田市分譲マンション管理セミナーの開催履歴 (関連)町田市ホームページ 「分譲マンション管理セミナーを行います」

2015年09月06日

第39回町田市分譲マンション管理セミナー10月25日(日)開催にご期待下さい

掲載:平成27年9月6日
 町管ネットでは、町田市都市づくり部住宅課及び一般社団法人東京都マンション管理士会、公益財団法人マンション管理センターとの共催で年3回セミナーを開催しております。
 分譲マンション管理組合は、マンション建物設備を良好に維持管理するために、長期修繕計画を作成し15年前後に1回大規模修繕工事を行っていますが、管理組合には長期修繕計画の作成や大規模修繕工事の専門家が少ないのが現状です。
 そこで、10月25日(日)第39回町田市分譲マンション管理セミナーを開催して、長年にわたり大規模修繕工事の設計監理及び長期修繕計画の策定をしてこられた澤田 博一(一級建築士)先生に、専門家が少ない管理組合が行う大規模修繕工事及び長期修繕計画の作成について、事例を交えてわかりやすく解説していただくよう準備しております。
 また、講演終了後、希望者の方を対象として、マンション管理士による無料個別相談を実施する予定です。
 第39回町田市分譲マンション管理セミナー(10月25日(日))の開催内容が固まり次第ご案内いたしますのでご期待願います。
 なお、町管ネットでは、本セミナー開催後の11月に管理組合経験交流会を開催して、管理組合及び区分所有者同士による本セミナーの内容について突っ込んだ意見交換及び情報交換を行うことを計画しております。
(関連) 町田市分譲マンション管理セミナーの開催履歴

2015年07月26日

第38回町田市分譲マンション管理セミナー・レポート

掲載:平成27年7月26日

<セミナー・レポート>
・共催者:町田市建物住宅課
      町田市分譲マンション管理組合ネットワーク
      一般社団法人東京都マンション管理士会
・テーマ:『分譲マンション管理組合の全般にわたるリスクと対策について』
・開催日:平成27年7月5日(日)13:30〜PM16:00(13:00受付開始)
・会 場:町田市役所2階 市民協働おうえんルーム
第一部 講 演
 松本講師は群馬県内全域を初め全国各地のマンションを自ら丹念に調査し、群馬県など地方都市では空き家だらけの管理組合が崩壊したマンションが多く見受けられるなど、機能不全を起こしている各種マンションの実態を示し警鐘を鳴らしました。
 マンションのリスクとして、通常は、「A個別マンションのスラム化要因」として@規格計画段階、A施工段階、B販売段階、C管理初期段階、D管理段階・生活段階、E終末段階、に分けて論じられるが、終末段階についての認識をほとんどの方が持っていないと指摘した。
 また、管理組合では決定できないがマンションリスクに大いに係る項目(横軸)として「B社会・地域環境等の変化要因」と「C法制度上の問題・政策的要因」があることを説明した。
 マンションの適正管理には管理組合間の情報交換や自治体等からの情報伝達が重要であり、松本講師は日住協などの管理組合団体やマンション学会を通じて支援してきており、最近は西東京市で管理組合団体の設立を呼びかけているとのこと。
 マンションの崩壊を止めるには、まずマンションの実態把握が必要であり、自治体であれば、簡易水道法による「給水台帳」により101〜5,000人を対象とする受水槽方式の小規模な上水道管理者の住所・電話番号を100%補足できるし、自治体が分譲マンション宛にアンケートを実施すれば高い率で回収できるので実施願いたいとのこと。 
 <特記事項>
・ 団地(404戸):住戸売買希望ノートを設置、親族を呼び込みコミュニティ形成充実。
・ 阪神大震災で団地のうち1棟だけ傾斜し、修繕積立金が団地一括積立で建替えできなかった。
・ 若者呼び込むためベビーシッター代を3分の2補助する管理組合現れた。・・大丈夫か?

 松本講師は、自ら丹念に現地調査したマンションのうち、機能不全を起こしている下記マンションなど多くの実態及びその原因などを示しました。
 出席者からは、スライドでマンションを見ながらことの重大性に驚きの声が上がりました。
・第2種中高層住居地域、95年竣工、88戸+店舗(660u平屋)、開発業者は倒産、店舗未入居、平成11年〜17年(5年間)の競売予告12件、落札6件、無関心とモラルが低下。業者が福祉施設に使用目的で店舗を競売落札し福祉事務所許可下りるも、管理組合了承せず裁判で業者敗訴。理事長5,000万円(金融公庫からの借入れ含む)の横領発覚し、金融公庫から管理組合が訴えられた。平屋の店舗部分を取壊して平置き駐車場とした。
・高崎市郊外、30区画内16区画空室。91年分譲、地上3階地下3階、斜面地下部分がすべて空室。委託管理で(管理)業者倒産。
・高崎駅歩4〜5分好立地、2棟(48戸)、単身高齢者ばかりで空室過半、一度も大規模修繕なし。平成20年4月管理会社倒産、修繕積立金60万円/1戸を持ち逃げ。・・・地方都市では駐車必要
・山形県ある市唯一のマンション。田圃の中に立地し分譲中に中古物件が3分の1の価格に値下げ。居住者は軽自動車保有率が高い。・・・企画計画段階のデベロッパーの需要見通し誤り。
・機械式(3段)駐車場(200%)料金無料をセールスポイントの詐欺まがい物件。デベロッパーは倒産。・・・7年経過した頃から機械の故障が頻発するはず。
・前橋市中心街、店舗・事務所・住宅の複合マンション、58区画。78年分譲、10階建。4階以上が住宅だが空室多数。全店舗事務所は空室。委託管理、競売事件多数。2005年に1戸5万円の競売予告で50万円落札。・・・投資マンションとしてしか売れない。
・下階3層スーパー・クリニック、上階住宅96戸、15年前スーパー倒産し管理費の滞納金3億円と固定資産税滞納金1億円で競売不調。大規模修繕できず。持主多く脱出し賃貸化。
・併用マンション、百貨店1階〜3階、4階以上住戸。百貨店が倒産してヤクザが入り込んだため大規模修繕工事実施できない。・・・投資マンションとしてしか売れない。
・前橋中心街の好立地、79年竣工、40戸(4階以上)+店舗事務所18区画(3階まで)、地上7階・地下1階(駐車場)、全店舗事務所は空き室、住戸は過半借家、委託管理。競売多発(5年間で23件)。・・・投資マンションとしてしか売れない。
・藤岡市市街化調整区域、91年竣工、5階建、20戸、開発業者倒産、管理組合崩壊、水道・下水・エレベーター使用不能、ポストの右翼名、廊下までゴミの山。
・高崎市の最中心地で好立地。88戸中30戸のみ居住。空室化先行で老朽化が進む。特定者ワンマン管理で役員が高額報酬を取っているが批判なし。・・・地方都市では駐車場必要 
・落雷によりエレベーターが運行不能となり、修繕積立金不足のため一時金徴収を提案するも反対者多く実施できず。怒ってゴミを放置して転出する者多く、ゴミマンションとなった。
・地域一番の高級マンション、管理費が他のマンションと比較して倍以上とたいへん高いため管理会社の見直し検討を提案したが、高級マンションでありこれくらいの管理費を支払えないものはいないと、かえって管理費の高さをステータスと考える管理組合がある。
第二部 マンション管理士による個別相談会
(参考) 町田市分譲マンション管理セミナーの開催履歴
以上