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lapi
関東生まれ、その後中国に学生生活を過ごし、現在は都内の大学院に所属しています。 日中バイリンガル、TOIEC940点。 2017年10月に外資系コンサルティングファームに就職予定。 プロフィール画像はいらすとやから拝借。 メールアドレス:lapi_blogあっとyahoo.co.jp(あっとをアットマークに変換してください)
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2017年06月26日

私がコンサルティング業界を選んだ理由 ― 就活中期

就活初期のことを書いてみる その1 見てきた業界とその印象
就活初期のことを書いてみる その2 銀行業界について
就活初期のことを書いてみる その3 商社について
就活初期のことを書いてみる その4 政府系金融について
↑の続きです。

1.はじめに
私はメガバンク、総合商社、政府系金融を主に就活初期のころに見ていて、コンサルティング業界にはあまり興味がありませんでした(何をやっているのかが分からなかったため)
しかし、とある特定大学生しか参加できない合同説明会でマッキンゼーのブースに行ったとき、志望度が一気に上がりました。一番印象に残った言葉はこれです:
「ほかの会社の新卒3年目は何をやっているか想像してみてください。せいぜい大きい会議室の隅っこで経営陣たちの言ってることをメモすることができれば十分出世しているでしょう。
 しかし、マッキンゼーの三年目はその経営陣に経営の仕方をプレゼンしています。」

痺れましたね、この一言に成長の速さ、責任の重さが凝縮されています。他にもBCG、Bain、Deloitte, PwC, ATKなどを見ましたが、どこも成長の速さを強調していて、大変やりがいのあることだと思いました。

イラスト1


2.コンサルティング業界の私にとっての魅力
説明会、社員さんとの交流、学内での交流などを通じて、私がコンサルティング業界にもっとも魅力を感じたのは、以下三点です:

a 若いころから責任のある仕事を任される
b 給料、ステータスが高い
c 若いころからいろんな業界の高層部の人たちに触れることができる

以下、具体的に書いていきます。
a 若いころから責任のある仕事を任される
私のイメージとして、日本の企業は寿司職人のような、若いうちは何年も下積みして、やっと寿司を握れるようになるところが多いのかな、と思っています。
実際新卒入社一年目は書類の整理だったりお茶入れだったりという仕事が事業会社では多いのではないでしょうか。
私は別にそれを否定はしませんが、自身には合っていないと思ったのです。
大学三年生では日本の電機メーカー中国法人で3か月ほどのインターンを経験しましたが、最初のころはシステムが充実していないことと自身の知識が不足していたためキャッチアップに時間がかかりましたが、自分でそのプロセスを自動化するプログラムを作り終わったら仕事がルーティン化してしまい、楽でしたがやりがいを感じることができませんでした。気づいたらプログラムが自動で動いている間にネットショッピングに耽る始末。もっと責任のある仕事をしたいと上司に聞いたところ、インターンだから・・・と言われ断られました。それを機に学業が忙しいという理由で辞めました。
若いうちから経営者にコンタクトし、仮説を立て検証し、経営陣にプレゼンできる。これほど責任のある仕事は私自身のモチベーションを高めるだけでなく、自身の成長にもつながります。何が起きるか分からない世の中、現状の安定を取るよりも、将来の安定のために日ごろから自身の能力を磨いたほうがいいと私は思っています。

b 給料、ステータスが高い

正直なところ、コンサルティングファームの説明会を聞いてみようと思ったのは80%ぐらいが給料と、周りからの評価です。それがきっかけですが今ではそれは一番重要ではなくなりましたが、相変わらず重要です。
私は比較的裕福な家庭だとは思いますが(父が上場企業役員なので)、お金が多すぎるということはありません。階級毎に違ったお金の使い方があるので当たり前だとは思います。
生活のランクを上げることは簡単ですが、下げることは難しいです。宝くじが当たった人に破産するのが多いのはそのためです。一度良いものを経験するとずっとそれを欲しがるようになるのが常です。私は子供の頃から比較的に豊かだったので将来絶対にランクは下げたくないです、むしろ子供のころよりも良い生活をしたい(その意味では父を超えたい)、ですからお金が欲しいのです。
コンサルティング業界の給料は他事業会社と比べても高いです。入社予定の会社が私に労働条件を提示しましたが、日本国民の世帯平均所得(541万円)より多い額を新卒一年目からもらえます。(
各種世帯の所得等の状況(厚生労働省)) 個人の平均ではなく、世帯の平均ですよ。
給与はランクと連動していて、そのランクも在籍年数ではなく実力で決まります。30歳で年収1000万を超えるコンサルタントはたくさんいます。

c 若いころからいろんな業界の高層部の人たちに触れることができる
私の父は東証一部上場企業の役員なので、その会社を継ぐか、
友人と起業するか、将来についてあまり決めきれていません。
しかしどちらにせよ、若いころから大企業の経営者と知り合うことはプラスになります。
前者は経営者と課題解決を考えることで実際の企業経営に役立てられること、
後者は経営者たちと知り合うことで将来の協賛者、または顧客になりえます。
実際専攻の先輩でコンサルティングファームに就職した後3年間で起業する人を知っています。
若い時から選択肢を増やしておく、という点では大学進学と似ている点があります。

以上が私がコンサルティング業界を選んだ理由です。
じゃあなんで他業界じゃないんだよ!ということについては次回以降書きたいと思います。

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posted by lapi at 12:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 就活
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