ロックマン2
パスワードの法則を利用したE缶の増やし方を思いついたので書き留めておく。
大前提として、世の中にはロックマン2のパスワード生成プログラムという物があります。
実際にプレイを楽にしたい場合は、そちらを利用することをお勧めします。
この記事はロックマン2のパスワードの法則について興味がある人向けです。
ズバリ、E缶の数はパスワードのAの行のチップの位置で管理されています。
だから、どんなパスワードにもAの行には必ずチップが1つしかありません。
E缶の所持数のパターンは0〜4個だけ。
パスワード画面には0という数字は無いので1が0個の役割をしています。
その数字が右に増えるほどE缶の数が増えます。
2なら1個、5なら4個、
そう、パスワード画面のAの数字から1を引いた数がE缶の所持数となるのです。
【E缶の数=A−1】と表現しても良いでしょう。
では、手に入れたパスワードのAのチップだけを5に変えれば
E缶の所持数を4つにし放題なのかと言うと、そういうわけにはいきません。
もうひと手間が必要です。
実はAのチップの位置は、他の全てのチップの位置と連動してしまっているのです。
それじゃあ役に立たないじゃないかと思うかもしれませんが、安心してください。
その連動の法則も分かってしまえば極めて簡単です。
Aのチップを1つ右に動かすなら、他の全てのチップも1つ右に動かせば良いのです。
一番右である5の列にあるチップは、どうすれば良いのでしょうか?
それも簡単。ひとつ下の行の一番左に移動します。例えるならカレンダーの日付を想像して下さい。
Bの5にあったチップはCの1に移動します。Cの5にあったチップはDの1に移動します。
それでは、終点のEの5にあるチップはどうなるのでしょうか?
Eの5のチップはBの1に戻ってきます。ループしているんですね。
B〜EのチップはAには移動しないので注意。Aは完全にE缶の数の判定用の行なんですね。
要約すると、
E缶を増やしたい数だけ全てのチップをカレンダーの日付が進む方向に移動させれば良いのです。
そしてチップはEの5を通り過ぎるとBの1に戻ってきます。
例題を考えてみましょうか。
Eの5は、E缶を1つも持っていない場合、メタルマン撃破済みの判定になります。
この状態からE缶の所持数を4つに増やすとEの5にあったチップはどうなるでしょうか?
・・・E缶が4つ増えるので4つ進んでBの4に移動することになります。
すると、このパスワードはメタルマンを撃破済みのE缶を4つ持ったデータになります。
簡単でしょう?
これを知っていればツールに頼らずとも自分で手に入れたパスワードにE缶を補充できるようになります。
左・1つもE缶を持っていないし、8ボスを1体も倒していない、何の意味もないパスワード
右・最初からE缶4つ
12345 12345
AE A E
B W BC F
C BQ C W
D A H D BQ
EMC F EA HM
左・1つもE缶を持っていないが、8ボスを全て倒しているパスワード
右・E缶4つでワイリーステージ
12345 12345
AE A E
B H Q B A M
CF C CH Q F
DB W D CB
E A M E W
チップの代わりに対応する各ボスとE缶の頭文字を配置してみた。
この対応表と法則を知っていれば、
パスワード画面で8ボスの撃破状況とE缶の所持数を自由に操作する事が出来る。
結果:大して役に立たない!
いかがでしたか?
蛇足・漢字バージョン
左・E缶4つでニューゲーム
右・E缶4つでワイリーステージ
12345 12345
A 缶 A 缶
B爆 光 B 風 鉄
C 樹 C熱 速 光
D 泡速 D 爆泡
E風 熱鉄 E 樹
会いに行きたいボスは左、
倒した事にしたいボスは右の位置にチップを配置しよう!
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