呉一族とは、『ケンガンアシュラ』及び『ケンガンオメガ』に登場し、
「禁忌の末裔」の名で知られる暗殺集団で、飛鳥時代から1300年という非常に古い歴史を持つ。
そのモデルはブラジリアン柔術の創始者の一族で有名なグレイシー一族らしい。
今井コスモの師匠の『怪人』暮石光世は呉一族では無いが、
彼も呉一族と同様にグレイシー一族が由来らしい。
それとは別に、呉一族も暮石光世もクレイジーを由来にしているのだろうか。
暮石光世はケンガンアシュラの前作にあたる求道の拳から登場し、
個人的に桐生刹那が真面に思える程の彼の狂気はケンガンアシュラでは鳴りを潜めていたが、
続編のケンガンオメガでは本性を現しつつある。
呉氏の一派「征西派」の4人は、
一族の秘伝「回生」によって5000年前に生まれた「最初の呉」である、
呉黒(ウーヘイ)の人格を宿している。
ドグラ・マグラの呉家の固有に属する驚異的の心理遺伝
(心理遺伝論附録・各種実例・その一・呉一郎の発作顛末・W氏の手記に拠る・第一回の発作)
祖先の遺伝によって殺人を犯す呉、なんとなく設定が似ている。
ドグラ・マグラと回生、設定の由来に関係している可能性はあるだろうか。
「求道の拳」の主人公の宿敵「凶帝」早鍬左馬斗は呉一族から派生した一族の末裔という設定があるらしい。
容姿がアラン・呉と少し似ている気もする。
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