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2016年08月30日

はじめの一歩が面白すぎる

筆者は最近、ボクシング漫画にハマっており、
『あしたのジョー』に続いて
『はじめの一歩』を読み漁っていた。

この『はじめの一歩』という漫画が、実に面白いのだ。
これだけは読んでおけという漫画ランキングがあるとすれば、
筆者の中で上位に入るほどだ。

主人公について大雑把に説明すると、

名前は「幕ノ内 一歩」
応援されるときは「まっくのっうち!」
デンプシーロールの人
ライバルは「宮田君」で、一歩は宮田君大好きマン
物語開始時点は、いじめられっこ
チンコがデカイ

といった感じだ。

この漫画の面白いところは、

主人公の成長や物語の展開が魅力的で、
次は?次は?と気になって、
どんどん引き込まれていくのだ。

また、ボクシングの知識が随所に登場するので、
読んでいて得られるものも多い。

「鷹村 守」という、
主人公でないキャラで、
主人公より強いどころか、
作中のキャラの中でも圧倒的な強さを持ったキャラが、
主人公の身内側にいると言う構図も斬新で面白い。
主人公の一歩の成長と並行して、
その強力な身内キャラである鷹村が活躍していくのだ。

このキャラに限らず、
様々なキャラクターに魅力がある。
鷹村以外の身内キャラだけでなく、
一歩がリングで戦うことになる相手のキャラの
一人一人にも、細かい背景が描かれており、
ドラマ性が深い作品となっている。
この選手と、この選手が戦ったら、
どうなるのだろう、
このキャラと、このキャラが関わったら、
どうなるのだろう、
そんな期待感が読んでいて込み上げるのだ。

主人公の一歩とライバルの宮田君が、
仲良くなっていく展開を観ていると、
筆者♂も腐女子になってしまいそうだ。


また、上記の細かく描写されたキャラの多さも関係するが、
伏線の張り方が面白い。

伏線の例、ネタバレ注意

フェザー級、日本チャンピオンの伊達英二が
一歩との試合で披露した、首を捻ってパンチを逸らす技術が、
後に戦う世界チャンピオン、リカルド・マルチネスへの対策だった、
という真面目な場面のものから、
青木の異性に対するマニアックな趣味が、
ボーリングの場面のナンパで、
他のキャラに避けられていた女性を率先して選ぶという、
ギャグシーンにまで、
感心させられるような伏線が使われることが多い。


真面目なシーンからギャグシーンまで、
巧みな伏線が多く使われているため、
それ故、先の展開を予想できる場合も多く、
この後、もしかしたら、こうなるんじゃないか?
と、予想して楽しむこともできる。

名作『あしたのジョー』の主人公
矢吹丈と一歩が、公式でAIで対戦させられるなど、
『あしたのジョー』が引き合いに出されることが多い。

単純な面白さで言えば、『はじめの一歩』のほうが
面白いかもしれない。

『あしたのジョー』は、ボクシング漫画としても、
もちろん楽しめるが、
面白さというよりは、
あの時代の漢の生き様の魅力が大きく、
ジョーのカッコよさを楽しむ作品であるように思える。
その上で、きちんと完結された物語として、
感動を味わうことが出来るのだ。

一方で『はじめの一歩』の魅力はと言うと、
細かく丁寧に描写された、
ボクシング要素や、多くの登場人物だろう。
人によっては下品に感じるかもしれないが、
ところどころに挟まれるギャグ要素や茶番が、
読者を引き込む物語の展開にメリハリを付けている。

『はじめの一歩』は、最近では、
物語が引き延ばされ過ぎて、
完結するタイミングを逃し、
名作になり損ねた漫画だという、
否定的な意見も散見されるが、
それでも、少なくとも、途中までは
本当に面白い漫画なので、
興味を持った方は、
触れてみてはいかがだろうか。

以上が筆者の『はじめの一歩』への感想でした。
posted by くさよ at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画
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