理解できるかどうか・・・
この私の言葉を・・・
???「気づいているだろうが
私がクリスタルの所有者だ。
君たちは、クリスタルを
叡智の象徴と思っているようだが
それだけではない。
クリスタルは、確かに君たちに
技術を与え、文明を発展させた。
だがクリスタルとは
その進化の過程や結果
すべてを記録する媒体でもある」
???「生命の進化の実験のため
といえば理解してもらえるだろうか?
それを目的に
私はクリスタルを生み出した。
君たちの星に渡ったクリスタルも
もちろん例外ではない。
そして、ついに収穫の時が訪れた。
私はマイナデスに命じ
君たちの星へ向かったわけだ」
???「彼女だちマイナデスも
多くのクリスタルの記録から
私が創り出した最新の実験体だ」
???「残念だが、時間だ。
やはり、君たちでは
私を満足させることは
できなかったようだ。
進化に失敗した劣等種が
世界にはびこるなど
私は決して許すことができない。
ゆえに、止めるわけには
いかないのだ、この真月を・・・」
???「君たちも私の創り出した
クリスタルによって
進化した生命に過ぎない。
いわば私の創造物だ。
クリスタルもマイナデスも
そして、この真月も。
それゆえ私は、こう呼ばれる。
創造主・・・
クリエイターと・・・!!」
遠い遠い昔・・・
君たちの星とよく似た青き星に
私は生まれた・・・。
われわれは、繁栄の限りをつくした。
その大地を蝕み・・・
むさぼりつくすまで・・・。
一部の識者が気づいた時には
もう後戻りできなかった。
我らは故郷の星を捨て
他の星に安住の地を求めたのだ・・・。
長い長い年月が過ぎ
世代交代をくり返した。
だが、人工的に作り出した環境では
我々の生命力は
劣化の一途をたどるしかなかった・・・。
この真月は、そのなれの果て・・・。
そして私は、その最後の生き残りだ。
我らは、どのような文明を築き
どのように進化すべきだったのか・・・。
私は答えを求め、実験をくり返し
その過程や結果を記録するため
クリスタルを作り出した。
それを生命の存在する可能性のある
多くの星々へと送り出した・・・」
クリエイター「う・・・!
残念だが・・・
もはや・・・限界のようだ・・・。
外骨格で制御していた・・・
化学変化が・・・!
私の脳・・・にも・・・
へんかが・・・ハジマ・・・タ・・・!」
クリエイター「オシ・・・エテ・・・クレ・・・。
ワレワレハ・・・
ドウ・・・!
イキル・・・ベキ・・・
ダッタノ・・・ドゥワアアア・・・!!」
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