2021年09月22日
中古車を買おうと決めた時に注意してクルマを確認したほうが良い場所
粗悪な中古車をつかまされないためには
中古車は、同じ車種、グレードであってもすべてクルマの状態は異なります。一般的に同じ車種で同じグレードなら、状態が良い方が高額なプライスがつけられています。しかし、購入する側からすれば、同じ車種で同じグレードなら 安い方が魅力と感じるものです。
安いということは、安い理由がどこかに隠されています。そして、安く売るクルマは中古車店も安く仕入れており、仕入れの段階でネガティブな部分を承知しています。その多くは、走行距離やクルマのキズがほとんどですが、特に問題になるのが走行距離でしょう。
外装のキズは、ある程度許せる範囲なら問題ないと考えます。しかし走行距離の場合、店頭に並んでいる状態で問題なくても、新しいオーナーの手に渡った途端に故障が発生する要因になります。
最近のクルマは、走行距離が10万km以上でも問題なく走行できます。しかしそれは、キチンとメンテナンスをしているクルマに限ったことであり、メンテナンスが適当に行われているクルマは、問題が発生する確率が高くなります。
これを見抜くには、一般的にメンテナンスの0とと呼ばれる整備記録簿を見るよう勧めていますが、これもあまりあてにならないことがほとんどです。というのも、本当にメンテナンスノートに記載されている状況と同じ整備がされているかは、購入するときに知るすべがないからで、適当にメンテンナンスノートに記載されていても、全くわからないからです。
そこで、クルマの状況を確認するには、五感をフルに活用して購入を検討している中古車を吟味します。見た目、臭い、音、そして伝わる振動を感じ取りながら確認します。しかし、これらはクルマに詳しくなければほぼ無理といえるでしょう。
ではどうすればよいかといえば、走行距離が多いクルマを選ぶなら、クルマに詳しい人と一緒にクルマを吟味するしかないでしょう。
事故車は見分けられるのか
中古車出来になるのが事故車でないかどうかです。現在、店頭に並んでいるクルマは修復歴について記載があります。また、ネット上でも修復歴について記載があります。
業者オークションでも、修復歴について厳しいので、出品票に正確に記載されますから、中古車業者が故意に嘘を記載しなければ、店頭やネット上に販売されるクルマで修復歴車を購入する危険はないでしょう。
しかし、中には故意に修復歴がわからないからと、偽装する悪徳業者も少なからずあります。当然、後に買取店でばれてしまいますが、その時には数年以上経過しているので、クレームなどできません。
修復歴車は、クルマの骨格部分にゆがみや交換があるクルマですが、一般の人に修理跡を見分けることはできません。しかし、試乗してみると修復が粗悪なクルマは知ることが可能です。走行中の異音、ハンドルに伝わる振動、そして真っすぐはするのかなど、走行状態で感じ取ることができます。
また、同じ車種を違う店舗で試乗してみれば、より違いが判ることでしょう。
◆ワレワレニハ、君ノクルマノ値段ガワカル!ガリバー
中古車を購入する場合は、リスクは必ずあることを理解しておいた方が良いでしょう。ただし、すべての中古車がそうではなく、一部の中古車にまだそういった車が流通しているということなので、頭の片隅に入れながら、中古車選びをしましょう。
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