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2018年11月24日

『ゆめつげ』 畠中恵:著

こんにちは。
くり子です。

今日の本は畠中氏の『ゆめつげ』です。

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時は幕末、江戸上野の小さな神社。
神官である兄の弓月と弟の信行。
おっとりとした兄と、しっかり者の弟。
弓月には『夢告(ゆめつげ)』という、過去や未来が見える能力がある。
しかしなかなか的を射た答えが見えなかったり、また見えたものの意味するところが分からなかったりして役立たずと言われている。
この夢告の能力を期待され兄弟で出かけた先の神社で事件に巻き込まれる。
いつもの畠中氏の作品とは違ったテイストで、夢告をすることで弓月の命は削られるし、人死には沢山でるし、物騒。
ただ、ミステリー色が強く、どうなるのか先が気になってページを進めてしまう。

神仏習合・神仏分離の時代背景が色濃く出ており、それがストーリーの根元をおさえている。
かなり時代色の濃い作品なので、歴史に詳しいと、違った読後感があるかもしれない。

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晴耕雨読を目指す女性。 最近すっかり「手ぬぐい・モンペ」に馴染んでしまったため、 危機感をおぼえ、モンペの下にジーンズ着用。 更に危ない人物になりつつある。
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