くり子です。
月が替わったけど、森沢月間続いています。
今日は、『癒し屋キリコの約束』。
価格:1,620円 |
昭和音楽を流す純喫茶「昭和堂」のオーナー霧子は、裏稼業である『癒し屋』を営んでおり、雇われ店長のカッキーや常連客と共に多くの人の悩みを解決している。
『癒し屋』稼業でお礼は貰っていないが、レジ横にある神棚のまえの賽銭箱にたっぷりとお賽銭とお礼を吸い取られるという寸法だ。
四十路の霧子は、酒飲みでがめつく、いい加減。しかも淹れる珈琲は非常に不味い。
だけど霧子は、嫁姑問題、ストーカー、万引き、リストラ、結婚詐欺、DVと様々な現代の問題を、昭和の歌謡の歌詞に合わせて解決していく。
他の森沢氏の作品に出てくる登場人物もちょこちょこと出てきて(顔は出さないまでも、話の中で・・とか)、他の作品とのつながりが見えるのも興味深い。
タグ:本
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