くり子です。
今日のご本は、池井戸潤氏の『M1』でございます。
ちょっとスッキリしないところもありましたが、とても面白かったです。
ミステリー調なので、先が気になってドンドン読み進めちゃいました。
ネタばれがあるので、
読もうと思っている方はこの先 注意。
主人公が高校教師という設定は良し悪し。かなあ。
副主人公である女子生徒に、金融の仕組みなどを説明するシーンが何度かあり、
くり子が理解していなかったことや勘違いしていたことなどを、自然に再確認させてもらいました。それは良かったですね。
逆にそんなシーンがないと理解が難しい内容かもしれません。
ただ、一教師と一生徒の関係性がここまで?という違和感は最後までぬぐえません。
また、ヤクザ等が絡んでくるのに、当事者とはいえ女子高生にそこまで話す?!とも思います。
あと、銀行員ほか色々な人が、わりとディープな情報を漏らす。
この情報等がないと話が進まないから仕方ないが、気になりました。
主人公が教師でなければ、商社マン・銀行マン等ならばそこまで違和感がなかったかもしれませんが、
一介の高校教師にそこまで情報を漏らさないだろうとか 突っ込んじゃいますね。
突っ込みながらも、興味深く読ませてもらいました。
池井戸氏の本、早く読みたいな。新しいの探してこなきゃ・・・。
タグ:本
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