くり子です。
どうやら森沢月間ですな。
『ラブ&ピーナッツ』という、今日もまた森沢氏の本です。
中古価格 |
突っ走るレコード会社社長佐倉すみれ。
恋人とのデートもそっちのけで、惚れ込んだバンドを世に送り出すべく寝る間も惜しんで疾走する日々。
疎遠になっている実家の父親からはたまにポエムなメールが届く・・・。
smileを日本語読みにして、すみれと名付けられた主人公。
「辛いときこそ思い切り明るく笑いなさい」との母からのアドバイスで、すみれは自分に発破をかけるつもりで笑顔を作っていた。そしてその磨き抜かれた笑顔を武器に世間の荒波を渡っている・・・。
しかし両親の意図したところはさらに深く・・・
「笑顔を向けるのって、ほら、いつも他人に対してでしょ?まずは他人を笑顔にするために自分の笑顔があって、それで他人が笑顔になってくれたら、その笑顔が自分にも返ってくるんだってさ。」とアドバイスする。
・・・
悩んだとき、実家に帰ってきたすみれに温かい居場所を用意してくれていた両親。
母親の優しい気遣いと、父親の武骨な気遣いに微笑ましくなる。
時々出てくる父の意味不明なポエムなメールには、ほっこりしたり、ガックリきたり・・・。
あと、恋人のおおらかさと優しさは驚異的!すみれのオアシスだなあ。
タグ:本
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