くり子です。
昨日読み終えた本は、安藤祐介氏の『テノヒラ幕府株式会社』です。
価格:842円 |
タイトルからも表紙の絵からも「おちゃらけた」感じかな〜と思っていたのですが、読んでみるとなかなか深いお話でした。
「テノヒラ幕府」という、スマホゲームを創っている会社の話。
「テノヒラ幕府」に同期入社したのは、
ブラック企業を辞め「絵師」として雇われた拓真と、
一流大企業の執行役員を辞め「執行役員」として入社した小野里。
年の差30歳である。
拓真は、スマホを持っていない情報弱者のため、初歩のことから学ばなければならない。
小野里は、以前在籍していた一流企業の話ばかりするため、疎まれている。
この二人を中心に、一流企業とスタートアップ・中小企業との関係性や、大企業という看板を背負った責任者と進取の気性をもった若者等を描いている。
拓真は一流の流儀を説く小野里と、ベンチャーマインド溢れる先輩社員に入って双方の考え方ややり方を吸収して成長していく。
「若きスタートアップと古き良き大企業の懸け橋になる」ため、55歳にして学ぶ姿勢を忘れない小野里はカッコいいです。
タグ:本
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