子宮癌には、子宮頚癌と子宮体癌があります。

子宮頸癌は、ヒトパピローマウイルスというウイルスの感染が長く続き、子宮頚部細胞の遺伝子に異常が生じて癌化したものと考えられています。

ヒトパピローマウイルスには多数のタイプがありますが、全てのタイプが子宮頸がんの原因になるわけではなく、特定のタイプが子宮頸癌の原因となります。

ヒトパピローマウイルスは性交渉で感染しますが、普通の性感染症とは異なり、ありふれたウイルスです。

性交渉の経験があるほとんどの女性が感染したことがあると考えられますが、感染してもほとんどは、免疫力により体内から消失します。

しかし、ウイルスが持続感染した場合には、感染から平均で10年以上の長い期間を経て、子宮頸癌へと進行する場合があります。

子宮癌検診が自宅で受けれるようになり、これからは子宮頚癌が早期に見つかると思います。

子宮頸の検診は、もちろん病院はいつでもできますが、恥ずかしい、時間がない、面倒だ、自分は大丈夫だろうと考えている人が多いと思います。

以前の自己検診は子宮頚部の細胞を顕微鏡で見て診断していました。これだと、正しい診断率が50%以下と低いのが問題でした。

ところがヒトパピローマウイルスの遺伝子を検出する方法では正しい診断率は80%以上と言われています。

この検査では子宮頸癌の原因となるヒトパピローマウイルスに感染しているかどうかを調べることによって、子宮頸がん危険度をチェックすることができます。

子宮頚癌の自己検診は郵送でもできますよ。

//www.cellsee.jp/products/p-31093.html