2008年12月13日
急性虫垂炎とは?
急性虫垂炎とは?
急性虫垂炎とは、虫垂に原発する急性化膿性炎症のことである。
急性虫垂炎とは俗に言う盲腸のことである。
虫垂炎とほぼ同義的に使用される。
病理学的にはカタル性、化膿性、壊疽性に分類される。
急性虫垂炎の症状は上腹部痛より右下腹部痛、発熱、
嘔気などの種々の消化器症状である。
触診で右下腹部の圧痛、血液検査で、白血球増多、腹部X線、
腹部超音波、CTなどで診断される。
若い女性患者では、羞恥心のために、下腹部の診察がしにくいが、
下腹部の診察が虫垂炎診断の要点なので注意が必要である。
尿路結石、婦人科疾患、大腸憩室炎などの
消化器疾患との鑑別が必要である。
急性虫垂炎の初期には心窩部(胃)の痛みで来院する患者も多いし、
女性では卵巣疾患と誤診することもある。
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