医者がつぶやく病気と病院

コンビニ受診はおやめください！

日本の医師は過労なのだ！

第81回日本産業衛生学会（今年6月札幌市）では、医師の労働に、
関する報告があったので紹介しましょう。

今回は自治体病院の勤務状況や日常生活、
職業性ストレスについての報告です。

男性勤務医の1週間の平均実労働時間は約67時間です。

井奈波良一準教授は、研修医以外の男性医師の勤務状況、
日常生活習慣および職業性ストレスを明らかにするため、
昨年（ 2007年）5月に、ある大規模自治体病院勤務の、
研修医以外の男性医師66人（年齢39.9±9.8歳）を、
対象にアンケート調査をしました。

この調査の結果、1日当たりの平均実労働時間は11.5±2.0時間であった。

1週間当たりの平均実労働時間は66.9±16.4時間であった。

特に、内科系医師は燃え尽き度やストレス度が高く、
“総合した健康リスク”が高い。
また、勤務する診療科により、内科系群（37人）と、
外科系群（29人）に分け、回答の解析を行った。

両群間で、労働時間や夜間当直回数などに有意差は認められなかった。

日常生活習慣では、パソコンの使用時間が内科系群で有意に、
長時間であったが、それを除いた睡眠時間、飲酒量、
ライフスタイル得点などの項目に有意差は認められなかった。

旧労働省の開発した職業性ストレス簡易調査票を用いた検討では、
内科系群でストレス度が有意に高かった。
パインスの「バーンアウトスケール」日本語版による検討でも、
内科系群で得点が有意に高かった。
また、「臨床的にうつ状態」または「バーンアウトに、
陥っている状態である」と判断された医師の割合は、
内科系が41.7%で外科系が13.7%であった。

医師は当直明けでも、休みはなく、また忙しい診療に追われるからね。

私ももっと若い頃は、43時間不眠不休で仕事をやらされたこともある。

皆さん、お願いですから、風邪位なら、マツモトキヨシ等の、
薬で様子を見てください。

大概の病院はコンビニと同じく２４時間、QQなら深夜でも、
受付しますが、対応する医者はロボットではなく、
生き物ですから、超多忙だとダウンします。

私はまだダウンしないで、大丈夫ですがね。
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