運動や食事制限をしなくても、
2009年05月16日
自殺が怖い、うつ病とは？
自殺が怖い、うつ病とは？
最近、うつ病による自殺が増えている！
駅や電車の中で、よく”人身障害」とアナウンスしているが、
多分、駅のホームからの、うつ病患者の、
自殺目的の飛び込み事故が多いのではなかろうか？
最近では日本のうつ病に自殺者は年間3万人ともいわれている。
ちなみに、昔の日清戦争の日本の戦死者が約8千人らしいから、
うつ病による自殺は昔の戦争よりもはるかに多い。
交通事故死が年間で、1万人弱だから、うつ病での自殺はとても多い。
うつ病は医学的には、「うつ病性障害」ともいう。
うつ病の正確な原因はまだ不明だが、
現在までの、研究論文からは神経伝達系、
特にセロトニンとノルアドレナリン神経系の関与が考えらている。
最近の研究では、抗うつ薬は神経栄養因子を増加させることや、
これらの薬剤が神経新生を促進することが明らかにされてきた。
・うつ病の診断は操作的診断基準または、
診断ガイドラインが用いられることが多い。
大うつ病のエピソードの要点は、下記の通りである。
(1)抑うつ気分
(2)興味または喜びの喪失
(3)体重減少
(4)不眠
(5)焦燥または制止
(6)易疲労性（疲れやすい）または気力の減退
(7)無価値感または罪責感
(8)思考力や集中力の減退または決断困難
(9)希死念慮，自殺企図
うつ病ではこの上の9つの症状の内で5つが、2週間の間に同時期に存在し、
かつ、その内で少なくとも１つは(1)または、
(2)であることとされている。
・うつ病の治療方針：
A)急性期治療:
急性期の治療法には薬物療法、精神療法、
電気けいれん療法等があるが，どの治療法を選ぶかは、
患者の重症度や患者の希望も総合して決める、
多くの場合は、単独治療をすることは稀で、
特に精神療法は他の治療法と組み合わせて用いる。
精神療法には多くの種類があるが、
一般的には、支持的精神療法が用いられる。
・治療方針の決定：症状の重症度、自殺念慮や、
自殺企図の有無，全身状態、環境因子も考慮し、
外来通院とするか、入院治療かを決める。
B)外来治療：
外来治療の場合には、「治る病気である」ことを理解させ、
十分な休息と服薬が必要で、重要な決定はうつ病の回復後に することなどを説明する。
患者の家族に対しては静かな見守りが大切で、
激励などの励ましは逆効果になることを説明する。
C)慢性期の治療は、適切な薬剤を組み合わせて、
継続して通院し、内服の中止は、医師の決定に従う。
うつ病にはストレスが関与していることは間違いないし、
現在では、職場、学校、家庭の何処でもストレスだらけだ。
なので、やたらにうつ病患者は多発し、
「心の風邪」とも言われてる。
何としてでも、家庭や家族、友人が早く発見して、
自殺だけは食い止めたいものだ。
うつ病も軽症（プチうつ、軽度のうつ状態では、十分な休養や、
ハーブの癒しでよくなるかも？
でもやはり、うつ病かも知れないと思ったら、
早期に、迷わず医師に相談しよう！
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