2018年02月26日
九州の山奥の民家に工事の説明をしに行ったら・・・【怖い話】
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会社の60才になる上司に聞いた話です。
(上司は現場から叩き上げの人)
20代の頃、九州のとある山奥の現場に入ったところ
当時の現場監督の命令で近隣の民家に工事の説明をしに行くことに。
民家といっても山あいの部落で(集落、という意味です)
民家はポツンポツンとあるような地区だった。
上司は地図を見ながらある家を尋ねた。
玄関に入り家人に呼びかける。
「ごめんくださーい○○建設ですがー」
家人の返事がある。
「はーい」
そこまではよかった。
その家は古い家で玄関すぐに土間があって上司は土間に立っていた。
畳、つまり部屋に上がるには膝くらいの高さを
上がりこむようになっている作りだったらしい。
上司の足元で何か動く気配がした。
チラとその足元に目をやるとその上がり口には鉄格子がはまっていた。
中は薄暗くよく見えない。
変わった作りだけど犬でも飼っているのかな。
家人が出てくるのを待ちながらもフッとその格子を覗き込んだら
鉄格子の奥には薄汚れた若い女が中にいたそうだ。
女がその中でこっちを見ていたんだとか。
上司は腰が抜けるほど驚いたが家人が出てきたので
平静を取り繕い、工事の説明を慌しく終え逃げるようにその家を出たらしい。
後で考えるとどうやら精神障害者のようだったと。
当時は田舎ということもあってそうするしかなかったのだろう、
とも言っていた。
作りは半地下のようになっており畳か何かあったような感じもするが
鉄格子が異様な雰囲気で、今でも忘れられないと語ってくれました。
場所は今でも覚えていて村か町のつく集落だったけれど
今では合併で市になった場所でした。
興味本位でグーグルアースで見たけれど本当の山奥でした。
いまでもその家はありますかね、と聞いたら
どうだろうな〜って笑ってました。
これが私の最近聞いた恐い話です。
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