2018年02月15日
霊感の正体がわかったかもしれない…【不思議・怖い話】
中学時代に経験して考察したことを書く。
中学時代部活の試合中に頭を強打して昏倒、救急車で運ばれた。
目を覚ましたのは翌日だけど幸い大きな問題はなかった。
少なくとも医学的には。
でも目を覚ましても1日入院してたんだけど、俺には違和感があった。
人の言葉が聞こえにくくなった、というより言葉の意味がわかりにくくなった。
そして何もないところを見てると、時おりノイズのようなモヤが見えた。
人の形みたいだったり、車の形みたいだったり。
それに変な音が聞こえるようになった。人の声みたいだったり、
犬の声みたいだったり。言葉のようにも聞こえるけど意味は分からなかった。
退院してもそれは続いた。
人のように見えたりするモヤは動いたり止まったり、まるで人のように動いていた。
それから言葉のような音も聞こえる気がする。
その人のようなモヤは俺たち普通の人間の世界とは
全く関係ないところで階段を登るように見えたり、
壁を通り抜けたり出たり消えたり。
ひょっとしてこれって幽霊かしら?と俺は思うようになった。
そして普通の人の声がとても遠くなった。話しかけられても気づかなかったり、
言葉の意味がわからなかったり。
学校の友達にはボケてんじゃねーよ、なんてよく笑われてたのを覚えてる。
でも、今だから笑ってたと思えるけど、
笑ってる顔の表情の意味も俺にはあいまいなものになってた気もする。
最初は幽霊だと思っていたモヤも、俺は頭を打って狂ってるんだ、
とも思うようになってきた。
モヤはだんだん濃くなり、何もないところからの音もよく聞こえるようになり、
普通の人たちの声や姿は今で言う普通に認識しづらくなっていった。
そんな生活をしてるうちに秋口に俺は初めてインフルエンザにかかった。
初めての高熱に俺は1週間くらい休んだと思う。
家で寝ていると枕元やそこらじゅうをモヤが通り過ぎまくっていた。
俺は頭がおかしい、狂ってしまった、俺はもうダメなんだ、
という思いを強くしていたけれど、処方された薬が効いて俺の熱は下がっていった。
それとともにモヤや音は感じなくなって、
インフルエンザが完治する頃には普通に人の言葉も理解して、
今の感覚を取り戻していた。
で、その後に考えたこと。
こういう経験をして俺は思った。
元々オカルトとかを信じている人間ではないけれど、
幽霊を見たり霊感があるって人は脳に異常があるんじゃないかと。
だからダウン症やらうつ病の人は俺たちと全く違う世界を見ているんだ、と思うようになった。
でも、それと同時にこう思うようにもなった。
やはり霊界やパラレルワールドと言われるような、
こことは違う世界もあるのではないか?と。
で、普段の人間の知覚は脳に完全に支配されて、普通に我々の世界として認識する。
でも、それが何かのきっかけによって脳のリミッターが外れると、
違う世界も知覚出来たりするようになるんじゃないか?とも思った。
なんでこんなこと思うようになったかというと、
去年十数年ぶりにインフルエンザにかかった。
やはりまた高熱が出てふせっている時にまたあのノイズと音を感じた。
それだけだったら脳の障害と言えるような負担が見せる幻覚、
と思ったんだろうが、今回、そのノイズたちが俺に近寄ってきて
口々に俺に音を発していた気がする。
ひさしぶり、って言ってるように俺には感じた。
あ、これ単純な幻じゃなくて実は霊界の入口とか、
そういったたぐいの別世界の入口が俺には見えてるんじゃねえ?と思うようになった。
もちろんインフルの治った今の俺は普通の生活をしてるし、
何も異常なものは見えない聞こえない。
でもまた何かあった時に、今度はよりはっきりその世界を感じてしまうんじゃないか、
その世界をこっちの世界と同格に感じたとき俺は死ぬんじゃないかと恐怖してる。
霊感があるだの霊能力者だの嘘っぱちのペテン師は山ほどいると思う。
でもそれを本当に信じていたり、本当に脳のリミッターが俺たちと違って
最初からそういう世界とリンクしちゃってる人がいるんじゃないかと
俺は本気で思っている。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7319502
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック