2024年05月10日
【洒落怖】夜食 #shorts
これは友達から聞いた話。
受験勉強のために部屋で猛勉強してたら、
夜中の二時ごろに部屋のドアをコンコンとノックされて、
「○○、夜食持ってきたからドア開けなさい」
って母親が言ってきた。
(ドアにはカギがかかってる)
でも○○クンは
ちょうど勉強に区切りの良いとこで休憩したかったので、
「そこに置いといてお母さん」
って言った。
そしたら、お母さんが
そのまま階段をトントン降りていく音が聞こえた。
それから三時ごろになって
またお母さんがドアをノックして、
「○○、おやつ持ってきたからドア開けなさい」
って言ってきた。
でも○○クンは
「オヤツなんて別にいいよ」
って答えた。
そしたら、
「うるさい!いいからここ開けなさい!!
開けろっ!開けろぉ!!!!」
って、急に狂ったように怒鳴りだした。
○○クンはびびって、開けようとしたんだけど、
なんだか嫌な予感がして開けなかった。
そしたら、今度は涙声で
「お願い……○○……ドア開けてぇ……」
って懇願してきた。
でも開けなかった。
んで、そのまま10分ぐらい経った後、
「チッ」って母親が舌打ちして、
階段をトントン降りていった。
でもそれからすぐに○○クンは思い出した。
今、両親は法事で田舎に帰っているということに。
あのときドアを開けていたら・・・
どうなっていたかと思うと、
○○クンは震えたそうな。
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