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2020年05月04日
無自覚な罪
母方の祖父母の家は、絵に描いたような田舎である。
小6のときの出来事。
その日は明るいうちから、弟とそこの地元の少年たち計6〜7人で遊んでいた。
日が暮れたら、地元の少年のうちのひとりが保護者を呼んできて、花火をすることになっていた。
昼間遊んでいたのは、集落端にある舗装されていない駐車場みたいな空き地。広さは車が15台くらい置ける広さ。
その脇には大きな農業用水路(?)が流れている。
普段は車や機械?や廃車が置いてあるらしいのだが、その日は数台のぼろぼろの廃車しかなく、そこで遊ぶことになった。
地元の少年たちも、そこではあんまり遊んだことがないとか言っていた。もちろん俺ら兄弟も初めて。
していたのはカンケリだったと思う。
日が暮れかかった頃、俺と弟と地元の少年1人(以降A)は、
3人で農業用水路近くに隠れている最中に、なにかお堂みたいなものを倒してしまう。
ぼろぼろの木造だったので気にしなかった。
周りにはスクラップやガラクタや壊れた小さなプレハブボックスみたいのがあったので、壊してもなんとも思ってなかった。
程なくして黄昏になり、保護者を呼んできて花火が始まった。場所は同じ駐車場。
このときまだ、互いの顔が十分認識できる明るさだったのを覚えている。(俺ら兄弟が帰宅するので早めに行われた)続きを読む...
posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(神・仏・寺・神社編)