戦いがあれば、武士はすぐさま将軍のもとへ駆けつけます。
奉公することで、忠誠を誓っていました。
普段は領地に住み、農業をしつつ、戦いに備えて武芸に励んでいました。
堀や板塀(いたべい)、土塀(どべい)をめぐらした家に住んでいましたが、家自体は簡素なものです。
生活も質素でした。
馬に乗って弓を射る、流鏑馬(やぶさめ)などの訓練をしていました。今でも、全国各地に行事として残っています。
鎌倉時代に始まった忠誠、質素、武芸の大切さなどが、「もののふ(武士)の道」と呼ばれ、のちに確立される「武士道」のもととなっています。
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