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2020年02月10日

地理38・アメリカの農業

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 国土の広いアメリカ。

 当然、国内にはさまざまな気候が存在するので、その自然環境に合った農作物を作っています。

 適地適作です。

 どの地域で、どんな作物を作っているのか。

 これを覚えるのは、なかなか大変。

 代表的なものを、3つだけ押さえておきましょう。

 まずは綿花(めんか・ワタのこと)。

 綿は暖かい地域で育つ作物なので、南部で作られています。かつては、黒人が奴隷として働いていました。

 五大湖周辺は、酪農です。

 ここは、北海道とほぼ同じ緯度にあるので、気候は冷涼です。

 北海道で酪農が盛んなように、この地域も酪農と覚えておきましょう。

 牛や豚を育てる酪農は、たくさんの飼料が必要となります。

 アメリカはとうもろこし、大豆の世界的な生産国ですが、これらは、人間が食べるためではなく、飼料として作られています。

 なので、五大湖の酪農地帯のすぐ下に、とうもろこしや大豆の生産地があります。

 グレートプレーンズの牧畜地帯とも近いので、飼料の供給ができます。

 ちなみに、もう1つ言うならば、小麦地帯は2つに分かれています。収穫時期の違う、冬小麦と春小麦があるからです。

 教科書に、農業地域の図が載っているので、確認しておきましょう。

プチプチ情報

 以前、アメリカのスーパーマーケットに入ったことがあります。

 そこで驚いたのが、売っているサイズのでかいこと!

 灯油を入れるポリタンクのような容器で、牛乳を売っています。

 アイスクリームはバケツの量です。

 ポテトチップスの袋は、A3サイズの紙と同じくらい。

 ポテチは袋を開けると、全部食べないと気が済まない私にとっては、絶対に手を出してはいけない量。

 ハンバーガーもピザも、日本と比べて1.5倍くらいあります。

 さすが農業大国。

 太っている人の体型も、半端ありません。

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コロ丸
塾講師・文筆業をしています。 塾では、小・中学生を教えています。イラストは素人なので、ヘタなのは勘弁してください。 『簡単中学歴史』、『勉強嫌いの勉強法』、『受験勉強の戦略』を電子書籍で出しています。
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