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2024年10月08日

トップの判断

 よくテレビで”イスラエルのガザ地区の攻撃は非人道的”という人がいる。しかし、この件の直接の原因はハマスがイスラエル人に襲撃し人質として数百人拉致して連れ去った事にある。解決するにはハマスが人質を解放し、再発防止についてイスラエルと協議すればイスラエルがガザ地区の攻撃する理由は無くなる。というのが筋だと思う。それをしないで”攻撃は非人道的”というのは筋が通ってない。イスラエルの立場としてはここで曖昧な態度をとると再度ハマスが同じ事を繰返す事を許容することになり、どちらか滅ぶ迄永遠に繰り返す事になる。ガザ地区の攻撃とどっちが被害が大きいか、どちらか滅ぶ迄永遠に繰り返す事のどっちの被害が大きいかの判断だと思う。

 歴史で見れば、第二次対戦で無差別爆撃を受けて一般市民が被害を受けた日本において、天皇の判断で降伏を決断する事で一般市民が被害を停めた例がある。この時に”無差別爆撃を止めよ。非人道的。”と米国に言った所で、攻め手の手札を減らすだけで解決とは程遠い。同じ例は幕末の江戸城無血開城もある。これも徳川慶喜と勝海舟の判断で江戸の戦火を避けた。何れも自分の損得を度外視したトップの判断と思う。

 ウクライナの場合、ウクライナ側からすればロシアが攻めて来て自分を守るための戦い。ゼネンスキー大統領が降伏を選択した場合、ソ連時代から続くロシアとの隷属関係がこの先永遠に続く非人道的な被害の方が大きく、今戦う被害の方が将来的には少ないとの判断だと思う。一方、攻め手のロシアの方はウクライナから撤退すればそれで終わりな訳でプーチン大統領の判断で済む話と思う。ウクライナから撤退を判断出来ないプーチン。人質解放を判断できないハマス。自分の損得に固執してしまうリーダが不幸を拡大する。と見えます。