与野党の論戦で”裏金議員!!”というキーワードが出てくる。派閥からキックバックを受けたり、パーティー券収入を中抜きし、政治資金収支報告書に不記載だった“裏金”というもの。そもそも、議員を応援する人を集めてパーティーするのに整理券はあっても2万円もするパーティー券を売りさばくノルマがある事自体オカシイ。金集めが目的である事もオカシイ。というのはその通り。しかし議員がお金に汚いのはパーティー券がらみの裏金ばかりではない筈。旧T一教会も結局は金の問題。風力発電がらみで贈収賄事件もあったし、ソーラーパネルもパンダもEVもみんな金がらみに見える。J民党に限った話ではなく野党だって同じ気がする。1円単位で具体的に何に使ったか判らない収支報告なんてそもそもソコからして怪しい。国税庁が入って「これ経費に認められませんよ」という審査も無いのでグダグダに違いない。政治資金規正法なんて スリ抜け用のスリット?
よって、パーティー券がらみだけを抜き出して次の選挙で「裏金議員を公認しない」とか「裏金議員の選挙区に死客を立てる」とか言っててもシラケる。政治家が屁理屈言って選挙で遊んでる様にしか見えない。「消費税を下げる」「議員定数を衆議院50、参議院50に削減する」「選挙区は大選挙区もしくは中選挙区にする」とかの政策を論議して欲しい。そしてその政策にはメリットとデメリットを両方明示した上でその政治家の意見を訴えて欲しい。そうしないと投票する材料が揃わない。それをしない政治家は裏金議員!!どころか”詐欺議員!!”と思う。