2016年04月03日
パソコンむかしばなし
今ではパソコンはあって、使えて当たり前・・・ どころかスマホの普及でパソコンは不要な時代になりつつあります。
私がパソコンを始めたのは、もう30年ほど前になりますが、富士通の8ビットパソコン FM-NEW7 から。
CPUはMBL68B09を2個。8ビット 4.9MHz。RAMは64KB、うちF-BASICが32KB使うのでF-BASIC使用時は半分。
640×200 8色表示。
フロッピーディスクは当時高価で買えなくて、データレコーダを使ってました。(カセットテープを使う)
買って帰って、電源入れて、F-BASICのクレジットが表示されて・・・
で、何やるんだ? みたいな。
自分でBASICでプログラムを打ち込まないといけないんですね。
でも市販のゲームソフトも発売されつつあって、光栄の「信長の野望」はFM-NEW7で初めてプレイしました。
その後FM-77、FM-77AVと新機種が発売されるも、とても手の出る価格ではなく、しばらくFM-NEW7で遊んでました。
PC-8801MkII-SRとか、X-1とか、MSXとか・・・ 当時はいろんな機種があって面白かったですね。
5年ほどFM-NEW7を使ってから次に買ったのがPC-9801DX2。
この5年ほどの間に急激にコストダウンが進みました。
FM-TOWNSとか、X68000とか、悩むところではありましたが王道、PC98にしました。
CPUは80286、メモリは640KB、5インチ2ドライブ。
ハードディスクはロジテック製のSCSI接続40MB。
拡張メモリーはCバスにI・Oデータ製4MBのEMSメモリ。
N88BASICが搭載されていて、ちょっとはBASICでプログラムを組んだりしていましたが、すでにゲームソフトの完成度も高くなっていて、自分でプログラムを組むよりゲームで遊ぶことが多くなりました。
光栄のゲームが好きで、信長の野望、蒼き狼と白き牝鹿、大航海時代、提督の決断、ランペルール・・・・いろいろやりました。
PC98は、PC-9801NS/R(80386搭載ノートPC)、ローカルバス採用のPC-9821AS2/U2(80486SX)と使ってきました。
PC-9821AS2/U2かなり改造を施して、Windows3.1を動かしてました。
CPUはODPソケットにCyrix 5x86、CD-ROMは純正SCSIカードが必要だったのでIDE接続できるように改造、ビデオカードはローカルバスにカノープスのS3 986・・・ と筐体まで改造してました。
仕事ではIBM 2411(486DX4)を使って、CADをやってました。
そのころからPC-AT互換機の市場が広がってきました。
486CPUのころは、VLバスの安定性等に難しいところがありましたがIBMの2405を仕事で使ってました。ほかにはマイクロチャネル機のPS55Z30U(モニタ一体型)を使ったり。
時代はPentiumとなり、拡張バスにPCIが採用されたころから動作が安定するようになり、自作PCの道に足を踏み入れました。
最初の自作PCはGIGABYTEのGA-586ATEマザーに、Pentium 75MHzを搭載して、100MHzにオーバークロックして使っていました。
ビデオカードはMatroxのMillenium。HDDはウェスタンデジタルでした。
これに味をしめて、どんどん深みにハマりSocket7最速を狙うとか、わけわからんことになっていきます。
マザーボードで数十枚試したり、忘れてしまったことも多いですね。
CPUは、Pentium, Pentium-MMX, K6-2, K6-3, Cyrix 5x86, IDT C3・・・
マザーボードは、GA-586HX, P/I-P55T2P4, P5F78, MS-5130, PA-2007・・・
ビデオカードは、Millenium, Millenium2, PowerWindow968, Revolution3D,
ET-6000, Virge, RIVA128, Xpert@Play, Monster 3D, PowerVR, PREMEDIA2・・・
HDDは、WesternDegital, Quantum, IBM, Seagate, Maxtor・・・
最も多くのパーツを試した頃です。
Pentium2が発売され、Epoxのマザーとセットで買ったところ、あまりにも簡単にそれまでのSocket7の性能を凌駕してしまい、ショックでした。
それでもTEKRAMのVIA Apollo Pro 搭載マザーで、Pentium3 1GHzを使うなどちょっとマイナーな路線を走ってましたが、安定性を重視するメインマシンにはPentium4をASUS P4PE(82845PE搭載)に搭載してました。
このころから、パソコンはメールとウェブぐらいしか使わなくなってきて、それには必要十分な性能だったことから、特にアップグレードはやらなくなりました。
が、さすがにシングルコアのPentium4では厳しくなってきたので、AMD780チップセット搭載、GIGABYTE GA-MA78G-DS3Hと、AthronX2 4850eで久々に自作。とはいえ予算なくて、マザーボード、HDD、メモリ、CPU、電源ぐらいしか買えず、ケースと光学ドライブは古いままという情けない状態(^_^); 光学ドライブは、プレクスターのSCSI接続、SCSIカードはREX-PCI20という変な構成に。
その後、外付でブルーレイドライブを取り付けました。
これを5~6年使って、先日DELLの中古パソコンを購入して現在に至る感じです。
この中古パソコン、CPUはCore2Duo E7500、メモリ4GB、HDD250GB、DVDR/RW付きと、スペック的にはAthronX2マシンと大差ないです。
が! AthronX2マシンはOSが古いままのWindowsXP。中古パソコンはWindows7でWindows10にアップデート可能。古いPCにOS買う方が高く付くというエコじゃない逆転現象に敢え無く陥落。AthronX2マシンは眠りにつきました。
ほかにもノートパソコンに、シャープのメビウス、東芝のダイナブック、東芝のリブレット、IBMのThinkPadと、いろいろ使ってきましたが・・・
もう、ほとんど忘れてます(T_T)
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私はFM-77 TOWNS EPSON98互換機 → DOS/Vの流れだったなー